祝!結婚

By , 2008年10月13日 9:45 PM

親友が10月25日に結婚します。

「とも」は大学時代の同級生です。

話すようになったのは、大学3年生の時でした。二人ともネットにはまっていて、チャットをしたりネット麻雀を打ったりしていたため、共通の話題が多かったことがきっかけだったと思います。

やがて高学年になり、如何にして授業や試験を乗り切るか、共同戦線が張られるようになります。代返をしたり、試験の情報交換をする一方で、成績を競い合いました。競い合うというのは、あまり高くないレベルの話で、「何科目、再試を受けずに済んだか・・・」といった戦いです。我々は、試験と相性が悪かったため(?)、良く本試験に落ちて張り出されていたのです。

6年生になってからは、国家試験の勉強が待っていました。我々は、お互いに、勉強と相性が悪いことを知っていました。一人では絶対に遊んでしまうだろうと・・・。

そこで、一緒に勉強することにしました。しばらくは私の家に彼が来て、問題集を解いていました。しかし、途中から、彼が勉強が終わると「自転車貸して?」と言うようになったのです。私は何のことだかさっぱりわからず、貸していました。

実は、彼は私の家の近所に彼女 (yume) を作っていたのです。勉強をしに私の家に来て、私の自転車で彼女の家に行けば、一石二鳥です。上手いこと考えたものです。

さらに、しばらくして、彼が実家から学校の近くに引っ越すと伝えてきました。私は彼に聞きました。「どうしてこの時期に引っ越すの?」

すると彼は答えました。「いや、わるいんだけどさ。みぐの家って俺、アレルギー出るんだ」

確かに、当時、私の家はハウスダストによる結界が張られていました。ともがクシャミと鼻水に悩んでいたときに、原因に気付くべきでした。

彼が引っ越してからは、彼の家で勉強するようになりました。私は音楽を聴きながらじゃないと勉強できないと伝えると、「俺、気にしないからいいよ」と言ってくれたので、CDや DVDをかけながら勉強していました。CDはだいたい私が持って行くバッハの無伴奏か、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタないしヴァイオリン協奏曲でした。彼は吹奏楽をやっていたため、苦にはならないようでした。国家試験の勉強は、大体一日10時間くらいは必要なため、同じ CDを何度も聴くこととなり、ともも曲を覚えてしまったようです。

それでも、我々は基礎が出来ていなかったため、かなりのハンディキャップを負っており、参考書を読むところから勉強を始めたので、みんなが過去問集「アプローチ」を1-3周するところを半周しか解けないまま本番に臨んだのでした。でも、二人とも見事国家試験に合格し、祝杯をあげました(落ちこぼれだった私も、おかげで必修問題の得点は199/200点でした>160点で合格)。

これには裏話があり、国家試験当日、私は朝、ネット麻雀を打っていて(爆)、一局目で役満を上がってしまって、ここで運を使い切ったかと思い、ちょっと心配してました。

さて、一緒に勉強していた頃には、いくつか逸話があります。

①ともは料理が非常に上手です(私は全く出来なくて、今も家にまな板がありません)。それで、朝から勉強していると、ともが昼食を作ってくれるのです。時々、ともの彼女も一緒で、3人分。一時期は蕎麦にはまっていて、いろんな種類の蕎麦を毎日食べていました。近所のスーパーに売っている蕎麦はだいたい制覇し、新たなる蕎麦を求めて遠征したりしました。

②勉強の合間にともと料理対決をしたことがあります。お題はチャーハン。私は好き放題材料を使って良くて、ともは私が使い残した最小限度の材料しか使ってはダメなルール。でも、そのときのとものチャーハンは食べたこともないくらいおいしかったです。私は自分の能力の限界を知り、料理界からの引退を決意しました。

③私が朝、勉強しにともの家に行くと、人がいる雰囲気はするのに、鍵がかかっていて、ともから「ちょっと近くのコンビニで時間を潰していて」とメールが来ました。時間を潰して再度訪問すると、シャワーを浴びたばかりのともと彼女。何があったかは深く追求しませんでしたが、何があったのでしょうねぇ・・・。その後3人で仲良く勉強しました (^^)

④ともは酒が強くないのですが、嫌いではないようです。ボジョレー・ヌーヴォーの解禁日、二人で「ボジョレー?」「ヌーヴォー!」と音頭を取って乾杯しました。以来、二人でワインを飲むたびにこのネタをやります。

話が脱線しました。その後、二人は一緒の病院で研修をしましたが、私は内科系、彼は外科系だったので、接点はありませんでした。また、私は研修が終わると別の病院に行ったりして、数年間一回も合いませんでした。

それから何年かして、焼肉を食べたのが一回。それと今年(去年だったっけ?)焼肉を食べたのが一回。

先日、連絡があって、結婚することを知らされました。私は、二人を見てきて、二人なら上手くやっていけると確信しています。あと、ちょっと幸せを分けて欲しい気持ちも・・・。yumeからは、「式には可愛い娘も、ピアノが上手な娘も来るから」と聞きました。おいらも、いっちょ、気合いを入れんとね。どげんかせんといかん。

最近、yumeから、式で「愛の挨拶(エルガー)」を演奏して欲しいとメールが来ました。でも、ピアニストには勘違いして「愛の喜び(クライスラー)」と伝えていたようで、結局本番当日に2曲合わせて、出来の良い方を本番で弾くことになりました。私としては、2曲合わせることが出来てラッキーでした。

・Liebesfreud – Kreisler 愛の喜び – クライスラー

・Elgar: Salut d’Amour, for violin and piano, Op. 12

今は、この2曲をさらっています。

昨年は、「はりやこいしかわ」先生の結婚式で演奏しましたが、結婚式での演奏ほど緊張するものはありません。「空気」を壊してはいけないからです。練習に練習を重ねたいと思います。

そして気をつけなければいけないのが「弦」。本番で弦が切れると、縁起が悪いと考える人もいるかもしれません。そのため、今日、全部弦を張り替えました。私はいつもガット弦を使っているため、音程が安定するのに2週間近くかかるので、ちょうど今日が替え時でした。

結婚式に私が出来ることと言えば、良い演奏をするくらいでしょうが、精一杯尽くしたいと思います。

二人に幸せを!


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