ベルリンフィル

By , 2009年6月19日 7:45 AM

樫本大進さん、ベルリン・フィルのコンサートマスターに内定

6月18日19時42分配信 読売新聞
ドイツ在住のバイオリニスト、樫本大進さん(30)が、世界トップクラスのオーケストラ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスター(第1バイオリンの首席奏者)に内定したことが18日、明らかになった。

近く契約を結び、正式に発表される見通し。樫本さんは9月から一定期間の試用を経た後、楽団員の3分の2以上の賛同を得られれば、正式に就任する。

ベルリン・フィルには3人のコンサートマスターがおり、安永徹さん(57)が1983年から今年3月に退団するまで、そのうちの1人を務めていた。同楽団の日本人はほかにもビオラ首席奏者の清水直子さん、バイオリン奏者の町田琴和さんがいる。

樫本さんはロンドン生まれ。3歳からバイオリンを始め、ドイツ・リューベック音楽院に入学してザハール・ブロン氏に師事した。1996年にロン・ティボー国際音楽コンクールなどで優勝し、ドイツを拠点にヨーロッパ、アジアでソリストとして活躍している。

樫本大進さんの演奏会には私も何回か行ったことがありますが、正確なテクニックと豊かな表現力、音の柔らかさが魅力です。

彼を知る演奏家は、皆彼の性格の良さを挙げます。誰からも好かれる人柄であるようです。これはコンサートマスターをする上では絶対の条件です。彼ならば適任なのではないでしょうか。

最近の楽曲には、コンサートマスター(コンマス)のソロ・パートが多いのですが、彼の技量があれば、聞かせ所として観客を魅了できるでしょう。

それにしても、天下のベルリン・フィルのコンマスとは凄いですね。応援しています。

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