胃潰瘍

By , 2009年6月20日 3:01 PM

競走馬よ、お前も胃潰瘍持ちか…馬向け治療薬を発売へ

6月19日19時13分配信 読売新聞

大日本住友製薬は19日、国内初の馬向けの胃潰瘍(いかいよう)治療薬を7月1日に発売すると発表した。

国内の現役競走馬の半数以上がストレス性の胃潰瘍とみられており、競走馬にとっては朗報になりそうだ。

この治療薬は人間向けの胃潰瘍薬と同じ成分を含み、動物薬大手の米メリアルが製造し、大日本住友が販売する。海外では20か国以上で売られているが日本では未承認だった。これまで日本では馬の胃潰瘍の治療に、人間の薬を転用するケースが多かった。

大日本住友によると、競走馬は緊張を強いられるレースや日々の調教、長距離の移動などで、強いストレスにさらされている。

獣医師による内視鏡を使った最近の臨床結果では、少なくとも半数以上が胃潰瘍を発症していたという。

馬も胃潰瘍になるとはびっくりですね。とはいっても、人間と動物の罹患する病気は驚く程似ているらしいですよ。まぁ、精神疾患は別として・・・。

胃潰瘍は、昔から、ストレスや胃酸などの攻撃因子が防御因子を上回って起こると考えられてきました。治療には、胃酸を抑える薬としてプロトンポンプ阻害薬や H2ブロッカー、防御因子を強化するための粘膜保護薬などを用います。最も強力でエビデンスが豊富なのがプロトンポンプ阻害薬です。

今回発売になる薬をネットで調べると、「ガストロガード」という名前で、ベースはプロトンポンプ阻害薬です。しかし、そのプロトンポンプ阻害薬はオメプラゾールで、アストラゼネカ社の薬なのです。大日本住友製薬の薬ではないのですね。この辺の事情を、ちょっと面白いと思いました。

ちなみに、大日本住友製薬の製品一覧を見ると、タガメットというH2ブロッカーはありますが、ヒト向けのプロトンポンプ阻害薬は販売していないようです。

ちょっとした疑問なのですが、馬にもピロリ菌は感染するのでしょうか?また、除菌なんていう話もあるのでしょうか?今度しゃんでりあの君に聞いてみたいと思います(しゃんでりあの君は、人間のお医者さんなのですが、馬の腸閉塞を救命したことがあるのです)。

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