野球選手

By , 2009年6月24日 7:27 AM

Wikipediaで野球選手について調べていると、色々な逸話に遭遇します。

落合博満入団当初、その凝り固まったフォームをキャンプに来ていた評論家も皆酷評し、特に前監督・金田正一は面と向かって落合の打撃を酷評した。この時の思いを、後年落合は「オレは社会人もやってプロ入りしたから何とも無かったが、もし高校出の若い選手が、あんな偉い人からプロに入っていきなり言われたら潰れるだろ」など、度々口に出した。落合の名球会加入拒否は金田が名球会の中心人物だからであると言われている。読売ジャイアンツに入団した際も、ジャイアンツのかつての名選手を訊かれ、「王さん、長嶋さん、金田」と金田のみを呼び捨てにしたため物議を醸した。また、落合はロッテ時代「オレは1999本ヒットを打てばいつでも引退する」(名球会入会資格である2000本安打の1本手前)と発言した事もあり、この事から落合が名球会を、そして金田を遠回しで非難している事が窺える。
達川光男また、時には味方ピッチャーを大声でまくしたて、敵味方だけでなく観客の失笑を買うこともあった。ヤクルトの大杉勝男と対戦した際、マウンドの津田恒美のコントロールが定まらず、落ち着かせるつもりで「こいつぁー石ころじゃけぇ(足が速くないので出塁しても盗塁の心配はないという意味)、安心して投げてきんさい」と叫んだところ、怒った大杉はわざわざ死球コースに投げさせろと要求、本当に投げさせる気など無かった達川が渋々従うとその身体に向かって投じられた球を特大本塁打にしてしまい、達川はベースを一周した大杉に「(バットが振れない)石ころだと?ふざけるな!」と一喝された上に思いきり頭を殴られている。(略)「バットを乾かした方がボールがよく飛ぶ」という話を聞いた達川は、引退試合をホームランで飾ろうと、自らのバットを十分に乾かして引退試合に臨んだ。しかし、乾かしすぎたことでかえって脆くなってしまい、結局バットは折れてショートゴロに終わった。これもまた、達川らしいと言えば達川らしいエピソードである。(略)自分がドラフトにかかるかもしれないという話があったため、ドラフト会議を2巡目の指名までは見ていたが、広島に指名された時はパチンコで遊んでいる真っ最中だった。カープから指名したと挨拶の電話が入った時、後輩たちが慌てて呼びに行ったが、「今、玉出よるけん」と言って台の前を動こうとしなかったという。
長嶋茂雄契約金を預金した銀行の名前を忘れ、大学時代の友人など方々に尋ねた挙句ようやく判明した。購入したばかりの BMWを運転中、「今日は随分エンジンブレーキが効くなぁ」と思いながらもそのまま走っていたら、車が火を吹き出した。サイドブレーキを引きっぱなしで走っていたためで、車は即廃車となった。王貞治の回想によると、キャンプ時に宿舎の庭で夜まで練習している長嶋を見て、王も深夜まで素振りの練習をしていたが、いつまでも長嶋の気配が消えないので、そっと様子を見に行くと、長嶋はバットを振りながら、ヘルメットを落とす練習をしていたと言う

ここには引用していませんが、長嶋茂雄氏は将棋五段でもあるのですね。知りませんでした。

野村克也オールスター戦の際は試合後選手全員で入浴するのが常だったが、他の選手は皆堂々と前を出しているのに張本だけは常にタオルで股間を隠していた。これが気になってしょうがない野村が洗髪中にいきなりタオルを剥ぎ取ると、動揺した張本は逃げるように風呂場から立ち去った。後年張本にはささやき戦術が全く通用しなかったが、「ハリ、お前は態度がでかいのにナニは小さいの」と野村がこの時の事を揶揄すると、張本は赤面する程に狼狽し効果てきめんだった。ただし次の打席では張本の報復に遭い(前述の空振り殴打)、結局この戦術は1打席しかもたなかった。
江川卓カーブ以外有効な変化球を持たなかった江川は、プロ入り以後は投球術で打ち取るテクニックを覚えている。「相手の腰を引かせるスライダー系のボール」コシヒカリが話題になり、本当にコシヒカリが贈られてきたエピソードがある。このことに味をしめた江川は、今度はメロンを貰おうと「相手のマスク(顔)をメロメロにしてしまう顔の前を通すボール」マスクメロンを開発している。また、現在多くのプロ野球投手が使用している、スライダー回転だがカーブの軌道で曲がる変化球「スラーブ」も、江川が元祖である。(略)現役時代から財テクに精を出し、不動産投機で大失敗し多額の借金を背負う。「投げる不動産王」とも呼ばれた。プロ入り直後には契約金を使って土地を購入したところ、予定納税のことをすっかり失念していたため資金繰りに窮し、結局土地を手放さざるを得なくなった[11]など、投資に関する失敗談も多い。この他、一時は第一不動産(後のエフ・アール・イー、2007年1月に破産)や、東京ベイホテル東急の運営会社の役員にも名前を連ねていた[12]。なお、同様の呼び名は桑田真澄にもあったが、こちらは本人が直接作った借金ではない。

偉大な選手というのは、個性があって面白いです。色々な選手を調べてみると面白いかも知れません。

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