臨床経過

By , 2010年12月16日 9:22 PM

34歳男性、発熱、咳嗽を主訴とした1例の臨床経過。

12月10日(金)に某研究所の研究員達と鶴見で飲み会したまでは症状はありませんでした。11日(土)に発熱、倦怠感を自覚するも、ヴァイオリンのレッスンを受け、そのまま methyl先生と池袋に飲みに出掛けました。しかし21時頃、いつになく訪れた睡魔に負け、日本酒2合くらいでダウンし帰宅しました。12日(日)も一日中微熱があり、部屋でゴロゴロしていました。

13日(月)以降、微熱は続いていたものの、何とか仕事を続けていましたが、14日(火)帰宅後に38.8℃の発熱があり、15日(水)は仕事を休みました(14日には HeLa細胞に遺伝子導入をしたばかりで、15日に行う予定だった免疫染色の結果が自分の眼で確認できなかったのは残念でした)。

そして16日(木)、外来に行ったついでにインフルエンザチェックをすると陰性。念のため行った胸部レントゲンも正常でした。そのまま往診に出掛け、帰宅後に熱を測ると37.5℃でした。本調子にはもう少しかかりそうです。

18日(土)には秋田での当直が待っているだけに、早く体調を整えたいです。

今、一番辛い症状は咳です。元々感冒後咳嗽の既往があるから、その関連かもしれません。メジコン、ムコダイン、アレロック、アドエアなど投入していますが、効果は限定的のようです。ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第15番第3楽章「病の癒えたるものの神への感謝の歌(言葉)」でも聴いて紛らわしますかね。

・Beethoven, op. 132, 3rd mvt., Heiliger Dankgesang, string quartet (bar-graph score)

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