ジプシー音楽

By , 2013年12月30日 11:23 AM

昔、ジプシー音楽にはまっていた時期があって、色々な CDを聴きました。現在はそこまでの興味はなくなったので、ブログ記事として転載し、固定ページからは削除します。

  • Gypsy


    20代半ばはジプシーに魅せられた期間といえるかも知れない。学生時代からいつかハンガリーへと決意を固め、研修医2年目でついにブダペストの地を踏むことに。この音楽の魅力は聴いた人にしかわかんないね。

    タイトル
    演奏家
    レーベル

    Lakatos’s Family

    LAKATOS
    ROBY LAKATOS & HIS ENSEMBLE
    DEUTSCHE GRAMMOPHON (POCG-10112)

    「型破りのジプシー・フージョン」ことロビー・ラカトシュ。ジャズの影響を多分に受けたその音楽は、とても洗練されていて、筆舌に尽くしがたいものがあります。テクニック的にも完璧です。私が「神」と崇拝するこのお方のCDを是非聴いてみて下さい。絶対に人生変わります(笑)


    LAKATOS II live from budapest
    ROBY LAKATOS & HIS ENSEMBLE
    DEUTSCHE GRAMMOPHON (POCG-10203)

    ラカトシュ様のライブCD。「だんご3兄弟」が入っていたのは笑いました。他にも彼のオリジナル曲など収録されています。


    CZARDAS
    ROBY LAKATOS & HIS ENSEMBLE
    TRITON (DMCC-26037)

    ラカトシュ様の演奏はいつもながらすごいです。この半年後に録音されたCD「LAKATOS」を持っていてそれと重複している曲も3曲ありましたが演奏が全然違っていて面白かったです。やっぱりジプシーの人ってその場のノリとかで自由に演奏するみたいですね。ラカトシュの親父が録音したのと同じ曲も演奏していましたが、親から習った曲を自分流に演奏していたのも面白かったです。


    ラカトシュ with ミュージカル・フレンズ
    ROBY LAKATOS & LAKATOS ENSEMBLE 他
    レーベル:UCCH-1002

    このCDはJazzだから本当はここに載せるべきじゃないかもしれないけれど、ラカトシュ様のものなので。このCDはラカトシュ様と友人が競演するもの。すごく豪華な顔ぶれで、ワディム・レーピン(vn)、ステファン・グラッペリ(vn)、ランディー・ブレッカー(tp)、トニー・ラカトシュ(ts)、マーク・フォセット(g)などなど。ワディム・レーピンとの競演による「カプリス第24番(パガニーニ)」はなんとも言えない迫力。ステファン・グラッペリは彼の亡くなる前、最後に演奏された曲が収録されていたりします。トニーはロビーの御兄さんです。


    antal “tony” lakatos tokyo memorial
    ANTAL “Tony” LAKTATOS BAND
    ビクターエンターテインメント株式会社 (VICC-60216)

    ラカトシュ様の父君。彼は指を痛めて引退したらしいが、一時期日本の「ミカド」で演奏していたらしい。「チョカルリア(ひばり)」の鳴かせ方はひょっとして息子より上手いのではない?とまで感じさせる。絶品です。


    BEST OF LAKATOS FAMILY
    ラカトシュ・シャンドール、デーキ・ラカトシュ・シャンドール、デーキ・ラカトシュ・ジュニア
    KING RECORD (KICC 298)

    ラカトシュ一族。家系図がライナー・ノーツに出ているけどロビーとデーキ・シャンドールはお祖父さんが兄弟になるみたい。つまり「ロビーの親父アンタル」と「デーキ・シャンドールの親父のシャンドール」が従兄弟ね。・・・ややこしい。それにしても一族からこれだけの数の超一流の演奏家がでる家系ってすごい。これがヤーノシュ・ビハリの血なのだろうか?演奏はやっぱり凄まじかった。特にツィゴイネルワイゼンは当に「ジプシー風の」感じで、こんな演奏初めて聴いた。この曲でここまでのノリを出せるなんて。他にもジプシーの曲満載。是非聴いてみてください。


    Music From Hungary
    SANDOR LAKATOS AND HIS ORCHESTRA
    LASER LIGHT 15 187

    ラカトシュ一族であるサンドール・ラカトシュの演奏。やっぱりこの家系はすごい。曲目はジプシー音楽定番でいろんな演奏家が演奏しているけど、その中でも最上級のうちの一枚。ツィゴイネルワイゼンなんておまけもついている。ラカトシュ・シャンドールの演奏するツィゴイネルワイゼンとはまた一味違った良い演奏。


    遭遇
    SHINICHI KINOSHITA/ROBY ROBY LAKATOS
    IOCD 20031

    ロビー様と津軽三味線の木下伸一との共演。全くかけ離れた音楽性と思いきや、これが絶妙な組み合わせ。既成概念を超えた楽器の組み合わせが新たなる音楽を創造するという御手本のようなCD。


    Other Gypsy CD

    ZIGEUNERWEISEN
    YUKA & GYPSY BAND
    YCD 2001

    聴く前は日本人の演奏だからどの程度ジプシーの奏法で演奏しているのかな?と思っていたのですが、音がジプシーの音だったのでびっくりしました。グリッサンドの入れ方もクラシックっぽくなくて、音の取り方がジプシーっぽかったのも印象的でした。とても脱力して演奏していらっしゃるのだなと思いました。リズム感や音程の正確さも素晴らしくて、表現したいことが訴えかけてくるようで私の20枚を超えるジプシーCDコレクションの中でも第一級の演奏でした。また、クラリネットやチェロがすごく良い味出していてびっくり。古舘さんのHPで手に入ります。


    CSARDAS
    Ferenc Santa and his Gypsy Band
    NAXOS (8.550954)

    初めてジプシー音楽に触れたのがこれ。その独特のノリにはまりまくり、野生の血が騒いだ(意味不明)。寝る前に聴くのは禁忌で、寝付けなくなります。一方徹夜明けに聴けば、後24時間は頑張れます。ただ、彼らのバンドは滅茶苦茶派手で、「五月蝿いよ」っていう方もいるかもしれません。


    The Famous Primas
    Ferenc Santa JR and his Gypsy Band
    HUNGAROTON CLASSIC・HCD 10245

    オペレッタ「チャルダーシュの女王」を見に行った時に、私をジプシー音楽の道へと引きずり込んだSantaが演奏していた。早速サインを貰い、またこのCDを購入。あまりメジャーじゃない曲が収録されていて新鮮。


    100 Gypsy Violins
    BUDAPEST GYPSY SYMPHONY ORCHESTRA
    SONY RECORDS (SRCR2568)

    100人のジプシーヴァイオリニストを集めて結成されたオーケストラ。もともと個性の強い彼らが、綺麗なアンサンブルをすること自体無理があります。確かにCDで聴くとバラバラなんだけど、生で聴くと違うんだなぁ・・・。これが。


    Gilles APAP & the Transylvanian Mountain Boys
    Gilles APAP & the Transylvanian Mountain Boys
    SONY RECORDS (SK 62374)

    すごく明るい音程で弾かれたジプシー音楽で、どちらかといえばクラシック寄り。土臭い感じが嫌いな人も、このように上質な音楽なら許していただけるのでは?MONTIなどの定番を弾いている一方で、FALLAやPROKOFIEVのようなものも扱っています。


    THE BEST OF GYPSY VIOLIN
    LASZLO BERKI
    Victor (VICC-111)

    ハンガリーではカリスマ的存在だったベルキさんの演奏。音はちょっと土臭い、如何にも土着って感じの雰囲気も少し漂う。「ただ盛り上がればいい」って要素のあまりない感じはしたが、それもまたいい。一度は聴いてみたい演奏。


    THE GYPSY VIOLIN
    LASZLO BERKI and His Gypsy Ensemble
    Victor (VICG-60311)

    何が良かったってやっぱり「ひばり」かなぁ。すごく熱気ある名演。普通はカデンツァで魅せるのだけど、曲を通して盛り上がり続いていて「さすが!」って感じ。あとはジプシー音楽に関する解説が詳しくて良かったかも。ひばりは一発録音だって。


    BLACK EYES
    The Hungarian Gypsy Ensemble
    PLATZS (PLCC-663)

    彼らの演奏はとても感情に訴えてくる物があり、ラッシュでは涙がこぼれるような、フリッシュでは一転してものすごいノレる演奏を聴かせてくれます。彼らの演奏を聴いたウィーン・フィルのメンバー達は、演奏後他の人が帰った後にも帰らず残り、アンコールを要求し、アンコールは1時間も続いたそうです。


    Erinnerungen an Kocze Antal
    Kocze Antal mit seiner Kapelle
    MONO 90521

    典型的なジプシー音楽といったところ。すすり泣くようなラッシュと、ノリノリのフリッシュ。音が典型的なジプシーの音です。割と聴きやすい演奏家もしれません。収録されている曲も割とスタンダードな曲です。


    THE VIRTUOSI OF THE GYPSY MUSIC
    Lajos Boross and his Gypsy Band
    HUNGAROTON CLASSIC * HCD 10212

    ジプシー音楽の御手本のような典型的な演奏。グリッサンドとか「やっぱりジプシーだなぁ」と。演奏はあまり「むせび泣くような」要素を前面に押し出さない感じ。哀愁はありますが。


    Souvenir de Moscou
    Anastasia
    King Records (KICC 350)

    アナスタシアさんはチャイコフスキーコンクールで最高位に輝いたこともある名演奏家で現在は作陽音楽大学で教えていらっしゃるそうです。すごくクラシックぽい演奏でロシアンジプシーの音楽とかを演奏しています。滅茶苦茶上手いです。


    Le Violoniste
    古澤 巌
    EPIC/SONY RECORDS (ESCK 8023)

    古澤さんは日本音楽コンクール第1位、ヴィエニアフスキーコンクール入賞などの輝かしい受賞歴を持つ方。ル・カナリーという曲はカナリアの泣き真似をする曲で、ちょっとヨーデルっぽかったりして面白い。モンティのチャルダーシュも結構いけていました。彼は他にいっぱいCDを出してますが、結構曲が被っているのでこれ1枚でO.K.


    The Last Typhoon
    古澤 巌
    SONY RECORDS (SRCR 2468)

    古澤さんのつくる合奏団のCD。選曲がすばらしい。ジプシーの曲ももちろん良いのだけど、ヘンデルのパッサカリアまでも収録。カールマンの「私の故郷は山にある」には超うけました(笑)。


    Taraf de Haidouks
    Taraf de Haidouks
    Nonesuch (WPCR-19033)

    ルーマニアン・ジプシー。ものすごく民族色が強い演奏ですが、とてもリズム感がいい。生活に密着したところにある音楽っていう感じです。ただクラシック的な演奏を期待してこのCDを買った人には「何じゃ?これは?」って感じでしょう。


    BAND OF GYPSIES
    TARAF DE HAIDOUKS
    AMCY-19003(79641)

    タラフの来日記念盤。ニコラエ爺さんの「釣り糸奏法」など独特の音楽。NHK教育で特集されたとき演奏していた曲も収録されています。


    HAJRA GIPSY ORCHESTRA-AN EVENING OF GIPSY SONGS
    HAJRA GIPSY ORCHESTRA LED BY ISTVAN LICHER
    SOUNDS OF THE WORLD (SOW-90129)

    ジプシー音楽ですが、歌もあり、笛もあり、ヴァイオリンもありです。とても民族色が強いです。


    HOLIDAY TRAILS FROM ROUMANIA
    ANSANBLUL TINERETULUI DIN BUCURESTI/ANSANBLUL FOLCLORIC JUNLII SIBIULUI ROMANIA
    CORNER MUSIC (CNCD 5983)

    典型的な民族音楽って感じ。ヴィルトゥオーゾさってのはみじんも感じさせないですが、わかりやすい音楽にとても落ち着きます。テンポの作り方がいいです。


    望郷のバラード
    Danut Manea(Vn)/Shoko Takeuchi(Pf)
    ARTONE

    クラシックの側から「チャルダーシュ(モンティ)」「ルーマニア奇想曲(作者不詳)」「クレモナのヴァイオリン作り(フバイ)」などを収録。生粋のルーマニア人、ルーマニアで教育を受けルーマニアで活躍するダヌーツの演奏。すごく洗練されていてクラシック的。


    アーゴ民族音楽シリーズ23 ルーマニアの音楽
    LONDON (POCL-4467 (460 533-2))

    ルーマニアの様々な音楽を楽器に関わらず取り上げている。曲は地方の民族音楽を忠実に再現しているのだろうがあまり好きになれなかった。ライナー・ノーツの紹介文は結構良くてルーマニアの音楽の歴史について学ぶこともあった。


    アーゴ民族音楽シリーズ24 ハンガリーの音楽
    LONDON (POCL-4468 (460 534-2))

    ハンガリーの様々な音楽を楽器に関わらず取り上げている。曲も「農民の音楽」「バンドの音楽」などテーマを分けて取り上げているのでわかりやすい。でも、あまり好きになれなかった。本当には土着の音楽なのだろうが・・・。個人的にはもう少しクラシックの影響ある洗練された音楽の方が好き。


    タイトル:WORLD OF GYPSIES
    レーベル:EUCD1613

    世界のジプシー音楽を、楽器・国を問わず収録。それぞれの国の音楽の特徴が楽しめて面白かった。


    タイトル:WORLD OF GYPSIES, Vol.2
    レーベル:EUCD 1633

    上記「WORLD OF GYPSIES」の第2弾。


    La vie est belle
    Andre Rieu
    UICO-1005

    別にジプシー音楽って訳じゃなくて、タンゴだのワルツだのロシア民謡だのいろいろ入っているけど、「山こそわが故郷(カールマン)」とか入っていたから一応。演奏は全然俺のタイプじゃない。


    HUNGARY & ROMANIA
    NAW-011 (TBP-MAW011ch)

    シンセサイザーっぽい音で全然良くなかった。


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