成田達輝 ヴァイオリン・リサイタル

By , 2016年3月27日 8:08 AM

成田達輝さんのリサイタルに行ってきました。

クラシック NOW ~いま、注目の演奏家たち~

成田達輝 ヴァイオリン・リサイタル

ピアノ 中野翔太

  1. G.タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 ”悪魔のトリル”
  2. M.ラヴェル:ツィガーヌ
  3. L.v.ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第 9番イ長調 Op.47「クロイツェル

2016年2月26日(金) 午後 7時開演 リリア・音楽ホール

タルティーニの悪魔のトリルは、私が学生時代に卒業演奏でソロを弾いた曲です。でも、一流のプロが弾くと、こうも格好良い演奏になるんですね。カデンツァも迫力がありました。ラヴェルのツィガーヌは以前、成田さんのコンサートで聴いたことがあります。成田さんのフランス仕込のラヴェルは、何度聴いても良いです。

圧巻だったのがクロイツェル・ソナタ。表現が豊かで、迫力も十分でした。ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタは音楽的に非常に深く、若くして弾きこなすのは大変なのですが、完璧だったと思います。以前、スプリング・ソナタを聴いた時と比べて、とても円熟味が増していました。彼はパガニーニを始めとした超絶技巧の曲で評判が高いですが、ベートーヴェンもなかなかです。使用楽器のガルネリ・デル・ジェス (ガルネリデルジェス“ex-William Kroll”1738年製) を鳴らすコツもつかんできたようで、プラグラムノートには次のように書いてありました。

今日はいつも使っているガルネリで演奏しますが、ガルネリの素晴らしいところは、その音が自分の声帯のように、自分の”声”そのものになるという事です。最近になってそれを実感しています。

ピアニストは中野翔太さんではありませんが、成田さんがクロイツェル・ソナタを演奏している動画が Youtubeに上がっています。これを見て気に入った方は、是非演奏会に足を運び、生演奏も聴いてみてください。

・Tatsuki Narita & Yun-Yang Lee – Beethoven Violin Sonata No.9 “Kreutzer”

コンサートが終わってから、成田達輝さん、中野翔太さんらと、門前仲町の「無門」という焼き鳥屋で食事をしました。それから、西麻布の Bar musicaに行きました。ここは、ヴァイオリン、チェロ、ピアノが置いてあり、演奏を楽しめるようになっているのです。プロの演奏家も結構遊びに来る店のようです。年に楽器ケースを数回しか開けず技術の衰えの著しい私は、そこで泥酔してギコギコという音を朝 5時まで奏で、成田さんらを寝かさなかったのでした (^_^;)


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