アメリカでの胃カメラ

By , 2006年8月4日 7:16 AM

やっと、昨日の福島ローカル新聞に梅雨明けの記事が載りました。私は岡山出身のため、梅雨明けはいつも7月上旬くらいの感覚があります。東北地方の梅雨明けは、他の地域より遅いとはいえ、今年は平年より10日遅れとのことです。8月に入ってからの梅雨明けは記憶にありません。

先日の消化器の勉強会で、川崎医大の教授が講演に来ました。消炎鎮痛剤による胃潰瘍がテーマの講演会でした。その際、「私はメイヨークリニック(世界最高レベルの病院の一つ)にいましたが、受診しようとして受付に行くと、クレジットカードを提示するように言われ、なければ『お大事にどうぞ』で受診拒否。入院の場合は、入院時に100万円チャージさせられるが、1週間でなくなる。胃カメラは金銭的に余裕がなければ受けられず、また緊急性があっても運良く出来る医者がいないといけない。」と仰天の話を聞きました。このような事情で、日米の治療の直接比較は困難です。日本は胃の疾患 (胃癌、胃潰瘍など) が多いので、医師の経験が豊富で、日本での胃疾患の治療は世界最高レベルと思います。

(参考)
「アメリカの医療費」について

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