受難

By , 2006年12月26日 2:34 PM

 昨夜、マタイ受難曲第1部のDVDを鑑賞し、23時くらいにベッドに入りました。

 ベッドに入ってすぐ、強烈な悪寒が襲って来たのです。毛布にくるまれて、「今日は寒いなぁ・・・」などと暢気に構えていましたが、さすがにずっと続くので、体温を測ってみました。

 38.2℃だったので、「まぁ、知恵熱か。今日は勉強したしな。」とそのまま眠りました。しかし、腹痛、下痢、嘔吐で断続的に目が覚め、「急性胃腸炎、ノロウイルス?」という結論に達しました。

 朝起きて、体温は38℃台だったものの、発熱以外の症状が軽かったため、仕事に行こうと思ったのですが、「○○大学病院でノロウイルス蔓延!主治医が持ち込む。」という見出しが頭に浮かび、上司に電話しました。

 休んで良いとの許可を得て、仕事を休みました。研修医の頃は、39.7℃ありながら徹夜で当直していたり、40℃超えていながら仕事を休めなかったりしたのですが、上司が優しくて助かりました。

 そんなこんなで、家でゴロゴロしています。ノロウイルスの患者はこれまで100人くらい診察してきたので、自分も感染すると思い、整腸剤、解熱剤、胃薬などをあらかじめ同僚に処方してもらっていました。「備えあれば憂いなし」とは、まさにそのことです。

 看病してくれる女性も処方出来れば良いのに・・・。

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