佐藤&佐藤

By , 2008年4月1日 8:06 PM

最近「GRIEG Complete sonatas for violin and piano」というCDを買いました。演奏者はヴァイオリン佐藤俊介、ピアノ佐藤卓史です。

グリーグのヴァイオリンソナタ第3番は、私が現在のヴァイオリンの師のコンサートで聴いて感動し、止めていたヴァイオリンをもう一度練習するきっかけになった、思い出の曲です。特に第2楽章の白石光隆氏のピアノが非常に綺麗だったことを覚えています。

ヴァイオリン演奏の佐藤俊介氏は、1984年生まれ。バンドエイドのCMで、手にバンドエイドを巻いてパガニーニの難曲を演奏していた逸話を何かの本で読んだことがあります。日本人なのですが、非常に面白い演奏をします。これまでの日本人にはない感性の持ち主です。

ピアノの佐藤卓史氏は 1983年生まれ。秋田県秋田市生まれ。ベートーヴェン国際やショパン国際ピアノコンクールでディプロマを受賞し、東京芸大を首席で卒業しています。私が好きなグリーグの緩徐楽章も納得いく演奏です。

オーソドックスな演奏ですが、主張するところは主張していて、型を破るところは破っていて、多くの人が楽しめる一枚だと思います。

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