シューマンの手<2>

By , 2009年2月3日 12:51 AM

以前、シューマンの手<1>と題し、Henson氏らによる後骨間神経麻痺説を元に、長々とシューマンの手の障害の検討をしました。

実は、その後、1991年の Annals of Hand and Upper Limb Surgery という雑誌にシューマンの右手についての論文が掲載されました。Henson氏らの論文とは別の視点から検討しています。

Continue reading 'シューマンの手<2>'»

Post to Twitter


Mozart, Duo

By , 2009年2月1日 6:11 PM

モーツァルトは、ヴァイオリンとヴィオラのデュオも残しています。しかし、これにはいささか裏事情もあり、ミヒャエル・ハイドンの作曲が間に合わなかったため代筆したのが、2曲の「ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲」だとされています。ミヒャエル・ハイドンは、<音楽の父>ことヨーゼフ・ハイドンの弟です。

Continue reading 'Mozart, Duo'»

Post to Twitter


医師と棋士

By , 2009年2月1日 1:06 PM

医師免許を持った棋士がいることを初めて知りました。といっても、将棋ではなく、囲碁の分野です。

坂井秀至氏は、灘高校から京都大学医学部へとエリートコースを歩んでいました。当初、産婦人科を志望していたらしいのですが、研修医を始めるに当たって、医師をやめて囲碁棋士となることにしました。変わった経緯で囲碁棋士になりましたが、囲碁界でもなかなかの成績を残しているようです。

彼は医師国家試験に合格していますので、医師として仕事はしていなくても、今でも医師免許を持っている筈です。医師として働いていたら私の1学年上に当たることになります。

彼が医師を辞めた話が Wikipedia に載っており、非常にユニークでした。

Wikipedia-坂井秀至-

医師国家試験合格後の、01年6月から京都大学付属病院に研修医として配属が決まっていたが5月からのオリエンテーションで、朝7時から夜の12時まで働き詰めであることを知り、囲碁を学ぶ時間が無くなることが明らかになると、棋士の夢を諦めきれず関西棋院にプロ入り試験を希望する。

同じ医学を志した人間として、もし囲碁が多少なりとも理解できるようになったら、彼の棋譜を見てみたいです。囲碁はわからないから、梅沢由香里の碁で勉強してみようかなぁ・・・。でも、もう少し将棋を勉強してからです。せめて初段。


(参考) e-碁サロン 会見ルーム

Post to Twitter


Panorama Theme by Themocracy