鯨の話

By , 2010年5月25日 2:42 PM

「鯨の話 (小川鼎三著、中央公論社)」を読み終えました。小川鼎三先生については、先日「医学用語の起り」という著書を紹介しましたね。ちなみに小川鼎三先生の師が布施現之助先生で、布施現之助先生の師は Monakow症候群で名を残した Constantin von Monakowになります。

本書は、小川鼎三先生の「鯨の研究」「シーボルトと日本の鯨」「鯨の後あしについて」「鯨をおそうシャチの話」「金華山の沖にて」「ひと昔とふた昔まえ」「スカンジナヴィア鯨めぐり」「ガンジス河にクジラを追う」という著作を収録したものです。それぞれ昭和 20~30年代に書かれたもので、今とは鯨の分類法がかなり違います。しかし、江戸時代の文献や海外の文献を照らし合わせ、自分で観察を加えながら鯨の研究を続ける姿勢に読んでいて気持ちが高ぶりました。彼が研究していた時代の雰囲気を伝えるために、このエントリーでは当時の分類に基づいて記載します。

以下、本書で興味を持った部分を抜粋します。小川鼎三先生は文章力も素晴らしいので、是非購入して読まれることを勧めます。

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