まさか

By , 2013年6月14日 8:11 AM

2011年4月23日のブログで、「弦が切れたとき」という話を書きましたが、第 5回仙台音楽国際コンクールの入賞者記念ガラ・コンサートで、成田達輝氏の弦が切れるハプニングがありました。Youtubeで動画が見られます。

・NARITA Tatsuki, Violin Section Prizewinners’ Gala Concert of the 5th SIMC

動画の 10分くらいのところで弦が切れます。彼は爽やかに「3分ください」と言い残し、弦を張り替えるため楽屋に消えました。

SIMC 仙台国際音楽コンクールボランティアブログにこの時の話が載っています。

成田さんの演奏中、弦が切れるアクシデントが・・・・・・・・。
3分後、ステージに戻ってきた彼は少しも慌てず、恩師の言葉でフォローしました。
「人生、上り坂と下り坂。そして、もうひとつ “まさか” があります。」
うーん、大物!これからが楽しみな逸材です。
成田さんはその言葉を指揮者のヴェロさんにも説明していました。
ヴェロさんは理解したのでしょうか・・・・・・・・余計なお世話ですが・・・・・・・・・。

「人生、上り坂と下り坂。そして、もうひとつ “まさか” があります」というセリフは、残念ながら Youtube動画ではカットされていました。7月に、成田達輝氏と会う予定があるので、この話は聞いてみたいと思います。

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