新しい音を恐れるな

By , 2014年4月24日 8:45 PM

新しい音を恐れるな 現代音楽、複数の肖像 (インゴ・メッツマッハー著、春秋社)」を読み終えました。ヴァイオリニストの成田達輝さんに頂いた本です。

酒井健治氏など、好きな現代作曲家はいますが、私は普段ほとんど現代音楽を聴きませんし、現代音楽についての知識もありません。そんな私にでも楽しく読める本でした。本書ではチャールズ・アイヴズ、グスタフ・マーラー、クロード・ドビュッシー、オリヴィエ・メシアン、アルノルト・シェーンベルク、エドガー・ヴァレーズ、カールハインツ・シュトックハウゼン、ルイージ・ノーノ、カール・アマデウス・ハルトマン、イーゴリ・ストラヴィンスキー、ジョン・ケージと、現代音楽を代表する作曲家達が扱われています。メッツマッハーのわかりやすい解説に、何人かの作曲家は実際に聴いてみたくなりました。現代音楽の入門書として最適の本だと思います。

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