アルツハイマー病の分子病態

By , 2007年10月27日 8:21 AM

10月 23日、Metroporitan Neurology Conferenceに参加し、「アルツハイマー病の分子病態-根本療法を求めて-」を聞いて来ました。演者は岩坪威教授でした。非常に勉強になる話で、私が理解した範囲でここに記します。

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閉じこめ

By , 2007年10月23日 10:18 PM

今日は、症例検討会及び抄読会でのプレゼンテーションがあったため、朝 5時から準備をして仕事に出かけました。

練馬駅で、いつも通勤で利用する電車に乗ろうとすると、車内の電気が消えていました。

少し違和感は感じたのですが、「ヨーロッパでは良くあること」と思って、電車に乗ったところ、いつまで経っても動き始めません。車内アナウンスで「停電」だとわかりました。結局 10分くらいして、電気がつき、電車が動き始めました。

次の新江古田駅では、電車が遅れた分、多くの客がホームに溢れていました。それらの客が一斉に電車に乗り込み、車内は超満員。これから先の駅ではどういう状況になるのか、少し不安でした。

そして落合南長崎で停まり、次は中井駅。到着する直前に車内の電気が一斉に消え、急ブレーキがかかりました。駅から先頭車両が少しはみ出した形で停車。「停電です」とのアナウンスがありました。

換気する術のない車内は蒸し風呂状態でした。

10分くらいして、やっとドアが手動で開くようになりました。ホームの反対側のドアも開くというおまけ付きで・・・。電車を降りてからも、改札口付近が混雑し、大幅に遅刻してしまいました。

 都営地下鉄大江戸線の停電事故で、東京都交通局は23日、停電区間の架線に電力を供給している練馬、中井の両変電所のうち、練馬変電所の送電スイッチが切れていたため中井変電所からの電流が過電流になったことが停電の原因だったと発表した。交通局は、20日未明に練馬変電所を点検した業者が点検後にスイッチを入れ忘れた人為的なミスと推定している。

交通局によると、一つの変電所だけに過大な電力の負荷がかかると、ブレーカーが作動して送電が止まる仕組みになっている。事故は朝のラッシュ時で、運転本数が増えたことから、過電流の状態になった。

点検業者は「東京交通サービス」(中央区)で、19日の終電の運行が終わった後、従業員6人が年に1回の法定自主点検を実施した。点検前に送電スイッチを切り、点検後には再び入れ直すことになっているが、停電後に交通局が調べたところ切れていた。

交通局の聞き取りに対し、同社の担当者は入れ忘れを否定しているという。だが、20日以降に変電所に人が出入りした記録がないことから、交通局は従業員のミスだったとみている。

交通局は当初、中井-豊島園間としていた停電区間を中井-練馬間に訂正した。【木村健二】  (http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071023-00000122-mai-soci)

別のソースより。

東京都営地下鉄大江戸線で23日朝に発生した停電事故は、二つある変電所の一方で送電スイッチが切れたままの状態だったため、過電流により安全装置が作動して送電がストップしたことが、都交通局の調べでわかった。

同局は「スイッチを入れ忘れる人為ミスだった」としており、再発防止に向け保守点検の確認を徹底する。

都交通局によると、停電が発生した中井―練馬間を走る電車には、中井変電所(新宿区)と、練馬変電所(練馬区)から同時に電力が供給される仕組みになっている。

しかし、停電が発生後、同局職員が練馬変電所内を確認したところ、送電設備のスイッチが切ったままの状態になっていた。 (http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071023-00000014-yom-soci)


医学の古典を読む

By , 2007年10月20日 9:38 AM

「医学の古典を読む(諏訪邦夫著、中外医学社)」を読み終えました。

麻酔科の教授が、関連分野の古典的論文を紹介した本です。「肺と血液ガス」「循環」「脳・神経・筋肉」「薬物と薬理学」「統計学」といった内容が扱われています。

第 1部「肺と血液ガス」の第2話は「血液酸素解離曲線とボーア効果」です。血液酸素解離曲線の右方移動、左方移動を見つけたのがクリスチャン・ボーアですが、原子模型を 26歳で作り上げたニールス・ボーアの父であることを初めて知りました。それを報告した論文の共著者は他に 2名おり、一人は「Henderson-Hasselbalchの式」で有名なハッセルバルフ、もう一人は「クローの円柱モデル」や COを用いる肺拡散法を考案したクローだということです。

第 1部第 7話は「PCO2電極なしに PCO2を決める」ですが、ここでアストラップの論文を紹介しています。時々病院で先輩医師に「先生アストラップは?」と言われることがあります。意味不明で問い返すと、血液ガス分析のことなのだとか。何故そういう表現をするかがこれを読んでわかりました。アストラップ法の原理は、採取した血液を 3つに分け、そのうち 2つを既存の濃度の CO2ガスで平衡させ、pH-CO2直線を書きます。残ったサンプルの pHを測定すると、CO2濃度が計算出来るのだとか。アストラップが 1960年に開発し、10年くらい使われたそうですが、現在では CO2を直接測定出来る電極が開発され、用いられなくなりました。慣用的に表現が残っているのですね。

第 2部「循環」第 10話は「細動脈の力の平衡-臨界閉鎖圧の概念」です。この論文を書いたのは Burtonですが、彼は他に Handbook of Physiologyの巻頭に「生理学者にとって目的論は情婦みたいなもので、もたずにはいられないくせ、人前には出したがらない。(Teleology is like mistress. One cannot live without, but would be ashamed to be seen in the public.)」と書かれているそうです。含蓄のある言葉だと感じました。

第 2部の第 11話「スワン・ガンスカテーテルはなぜ 1970年か」では、スワン・ガンスカテーテルの開発秘話が紹介されていました。臨床では、よく「ガンツ入れる?」という会話をしますが、英語では「put a Swan in」などと表現します。スワンは心臓病学者で、ガンスはそれに協力したエンジニアなので、アメリカ人はスワンの方を呼ぶらしいのです。日本人が「ガンツ」というのはその方が呼びやすいからでしょうが、実際には「ガンス」「ガンズ」と発音するのが正しいことが、根拠を持って本書に記されていました。

第 3部「脳・神経・筋肉」の第 18話「クラーレは脳に作用しない」では、論文著者が被験者となり、体を張った実験であることが記されていました。クラーレは神経筋接合部に作用する筋弛緩薬ですが、意識を消失させる作用があるかを調べた実験です。意識下で筋弛緩をかけているので、非常に苦しかった筈です。実験開始後 34分で最大の麻痺となり気管挿管されています。その後投与をやめましたが、57分の時点では、「分泌多量に苦しむ (周囲は気づかない)」と記され、非常に辛い実験であったのではないかなと思います。実験中に「I felt I would give anything to be able to take one deep breath.」と述べています。実験中、被験者の意識は保たれたままでした。

第 3部「脳・神経・筋肉」の第 19話は「エーテルは飲んでも酔える」という笑える話です。これには裏話があって、北アイルランドでは、当時アルコール飲料密造が厳しかったことと、宗教的理由 (聖書がアルコール飲料を禁じている) ことがあり、エーテルが代用品として考えられたのだそうです。エーテルは、昔用いられた吸入麻酔薬です。論文では飲み方なども書いてあり、「エーテルを飲むときには鼻をつまんで飲む。水をなるべく飲まないのが”通”!」とされています。急性作用の項が面白いので、引用します。

作用は基本的にアルコールに類似するが、作用がずっと速い。
1) 興奮, 2) 混迷 (confusion), 3) 運動障害, 4)  意識障害

たいていの人は 1) の興奮レベル特に “高揚 (exhilaration)” のレベルで満足する。

表現は “叫ぶ, 歌う, 踊る” など。自覚的には”体が軽くなった感じ, 高く跳べそうな感じ, 空を飛べる感じ”といった異常認識も伴う。

副作用としては、作用時は唾液の分泌と嘔吐。さめてからは”調子が悪い, 脱力感, 虚脱感, うつ状態”など。上腹部痛も出現する。つまり、エーテルでも二日酔いする。

なお、レストランなどでアルコールを一杯おごる習慣と同様に、「エーテルを一杯おごる」習慣もあり、エーテルを飲む人達自身は「酒より楽しく、気持ちがよい」と述べているが、周囲の人達の評価は、「酒と比較すると “口喧嘩が多くなる  quarrelsome”」と描写している。またアルコールとエーテルをチャンポンすると、暴れたり他人に危害を加える頻度が高くなるとも。

実際にエーテルを飲むだとか、興奮するだとかいう話を読むと、昔遊んだ Final Fantasyというゲームで、エーテルというアイテムがあったことを思い出しました。

第 4話「薬物と薬理学」の第23話「ホタルの光で吸入麻酔を分析する」という論文は、日本人の上田一作氏が国立がんセンターで行った研究とのことです。論文のポイントは「吸入麻酔薬は、ATPによるルシフェリン発光を量依存的、可逆的に阻害する」というもので、吸入麻酔薬の作用機序の研究などに貢献したようです。確かに、反応が光でわかるのであれば、観察しやすいと思います。

第 4話第 24話「吸入麻酔薬の力価の表現」に興味深いトレビアが載っています。

 高地や飛行機の中でアルコールがよく効いて酔いやすいことはよく知られていますが、こちらはアルコールの代謝が酸素分圧に影響を受けるのが大きな要素であることが判明しています。

第 4部第 28話「モルフィン麻酔の創始」では、医療ミスが医学の進歩に大きく貢献した話が記されていました。転んでもただでは起きないとはこのことです。モルフィン (モルヒネ) は現在フェンタニルに取って代わられましたが、モルフィン麻酔開発段階で、その安全性を示しました。

モルフィン麻酔開発の途次に、”Give ten” という有名な逸話があります。1A 10 mgのモルフィンを 10 ml (100mg) 注射器に準備して、論文の第一著者ローウェンシュティン氏が研修医に “Give ten” と命じました。「10 mg 注射しろ」というつもりだったのですが、研修医は 10 mlつまり 100 mgを一度に注射しました。意外にも状態が良好だったのが、モルフィン麻酔の研究を進める要素になったというお話です。

第4話の第29話「大気汚染が妊娠異常を招く?」は痛ましい話です。昔は麻酔をした余剰ガスは手術室内に流れていました (今でもそういう病院はあるようです)。その結果、流産の率が手術室の看護婦と麻酔女医で高く、また流産が発生した場合の週齢が 2週間ほど低いことがこの論文で示されました。医療現場での危機意識も低く、「患者が吸っているエーテルの濃度を推測するのに、回路のガスを麻酔科医が吸ってみて『濃い』とか『うすい』とか議論していたくらいなのです」という記載が本書にあります。

医療従事者の健康被害の話は他にも類挙にいとまがありません。針刺し事故による感染症への罹患、昼夜を問わない勤務体系による睡眠障害などはある程度知られた話ですが、放射線被害も実は多いのではないかと思っています。例えば、心臓カテーテル検査などでは、医師がレントゲン照射野に手を置くため、手に放射線による皮膚障害や神経障害が多発し、痛みに悩む人が多くいます。それを防ぐために放射線被曝量を測定するバッジを付け、被曝量が一定量を超えるとその業務に関われないように管理します。しかし、そうすると医師不足で代わりにカテーテルをやる人がいなくなるので、バッジを外してカテーテルをしたりするのです (意味がない!)。また CT被爆による癌の危険性なども言われますが、患者が暴れるときは医療従事者が抑えて撮りますので、(いくら防護服を着ているといっても) 連日 CTによる被爆を受けることも起こります。過労死も問題となっていますし、それに準じる話も聞きます。ある若い心臓外科医は週 3-4日の当直をコンスタントにこなしていて、ストレスのため手術中に自分が致死性不整脈を起こしてしまい、目が覚めると CCUで、自分が手術中であった患者と隣のベッドで寝ていたそうです。医者の不養生では済まされない話のように思います。

第 5部「統計学」の第 30話「t-検定と “Student”」は、Student検定についてです。Studentはペンネームで、それが論文で用いることが許されたのが興味深いところです。Studentの本名は William S Gossetというそうです。Gossetはビールのギネス社で働いていたそうです。統計学には全く知識がないのですが、面白い逸話だなと思いました。

本書は麻酔科に関わる論文が主体ですが、他の科で働く医師にとっても興味深い本でした。


Jazzの話

By , 2007年10月7日 12:01 AM

以前紹介したDVD「レナード・バーンスタイン 音楽のよろこび~オムニバス~」の第2話は、「ジャズの世界」でした。

バーンスタインは、「Young people’s concert」という一連の講義の、第2話「アメリカ音楽ってなに? 」で、ジャズこそが、アメリカの民族音楽であると結論づけています。

バーンスタインは、「長い間 音楽の頂点は作曲家とされてきましたが ジャズは演奏家の芸術なのです」と述べ、その魅力を語ります。ここでは、主としてブルースを例に取ります。古典的なジャズで、解説しやすいからかもしれません。私は、ジャズについて、時々聴くことはあっても、きちんと勉強したことがなかったので、興味深く拝見しました。以下、内容を簡単に紹介します。

①音程
ジャズの音階は、正規の長音階 (ドレミファソラシド) を変形させて使います。それには、第3音 (ミ)、第5音 (ソ)、第7音 (シ)を半音下げます。この3つの音をブルーノートと呼びます。

ただ、これらの音程は、旋律のみで使われ、ハーモニーは正規の音階で作られます。旋律での音階とハーモニーの音階が違うことに由来する不協和音が、ジャズをジャズらしくします。

また、4分音 (隣り合う音程を4分割して生み出す音程) がジャズにはあり、これはアフリカ音楽に由来するとされます。しかし、ピアノでは表現出来ないので、隣り合う2音を同時に鳴らし、その間に求める音があるとします。

ここで、バーンスタインは、アフリカで覚えてきた歌を歌って聴かせてくれます。アフリカの雰囲気がしっかり伝わってきます。

②リズム
基本はビートです。1小節に主として 2ないし 4拍を途切れず続けます。テンポは一定です。これが鼓動となります。

さらに、シンコペーションが加わります。これには 2通りの方法があり、規定のアクセントを移動させたり、予想外の個所に置いたりします。

バーンスタインは、8ビート (12345678:1と5が強拍) を例にとって解説します。弱拍である4番目の音を強くするとルンバに聞こえ、さらに強拍である5番目の音を鳴らさなければコンゴに聞こえます。

③音色
ヴィブラート、弱音器などを用いて、「ジャズの音」を作り出します。

④形式
ブルースを例に取ります。本来のブルースには、伝統的な詩の形式があります。2行連句 (弱強の5歩格) と呼ばれます。例を出します。「わたしの彼は嫌なやつ あいつは最低の男」。ブルースでは1行目を繰り返します。「わたしの彼は嫌なやつ そうさ 私の彼は嫌なやつ あいつは最低の男」。バーンスタインは、「ということは、シェークスピアの 2行連句でも ”マクベス・ブルース” を歌えるはずなのです」と、実際にブルースを ”マクベス” をブルースにして歌って見せます。

これらのジャズの法則がなかったら、音楽がどう聴こえるか、実演され、その重要性がわかります。上記は基礎的な話をわかりやすく解説したものですが、 DVDでは、更に発展した解説があり、最後にバーンスタイン作曲の「前奏曲、フーガとリフ」が演奏されます。

私がジャズを聴くようになったきっかけは、高校生時代に、「文学部唯野教授」「俗物図鑑」などの名作で知られるなど筒井康隆の小説を読みあさったことでした。書店で手に入る本はほとんど全て読んだと思います。その筒井康隆が、タモリや山下洋輔とジャズを楽しんでいたと知って、山下洋輔のCDを聴いて興味を持ちました。その後キース・ジャレットのCDを買ったりしました。ジャズではないのですが、高名なジャズ・クラリネット奏者ベニー・グッドマンがモーツァルトのクラリネット五重奏曲のCDを演奏したのを貰って聴いたこともありました。

 とはいっても、それほど多く聴いた訳でもなく、ジャズについて詳しくないのですが、好きな演奏家は?と聴かれれば、断然「Stephane Grappelli」と答えます。一時期ジプシー音楽にはまっていた頃、「ラカトシュ」というジプシー兼クラシック兼ジャズヴァイオリニストを知り、その流れでグラッペリに流れ着き、聴いたのが最初です。一発ではまりました。

 グラッペリの人生について、DVDが出ています。「Stephane Grappelli A Life in the Jazz Century」というタイトルです。グラッペリはヴァイオリンをほぼ独学で修め、正規の音楽教育は数年間しか受けていません。しかし、安定したテクニック、比類ない音楽性、作り出すムードによって、我々は快感に導かれます。更に凄いのは、彼はピアノも弾けて、人手不足のバンドでピアノを弾いたりしています。

 ジャンゴ・ライハルトはグラッペリとバンドを組んでいたギタリストですが、キャラバンの火事で第4・5指が動かなくなってしまったのです。しかし、彼は第2・3指のみで早いパッセージを演奏し、コードは第2・3指に加えて、動かない第4・5指を叩きつけて演奏していたそうです。すさまじい演奏家魂です。

 数多くあるグラッペリの曲の中では、ジャンゴ・ラインハルトに捧げられた「Django」という曲が一番好きです。是非聴いてみてください。


感銘を受けたコメント

By , 2007年10月5日 12:47 AM

前回、「レナード・バーンスタイン 音楽のよろこび」という DVDを紹介しました。

それに対する、はり屋こいしかわ先生のコメントに感銘を受けたので、紹介させて頂きます。

偉大な音楽家を語るときには、いろいろな切り口があると思いますが、バーンスタインは教育者としての功績が大きいですが、彼の教育の魅力は、何かをなすきっかけを夢を以って示すことが出来たことではないかと思います。種を撒く事、とでも言ったらいいでしょうか。
私の大学時代の恩師が、「教育で大切なことは、種を撒くことで、苗を植えることでは必ずしもない。」という主旨のことを昔おっしゃったとき、そのときは月並みな内容に感じましたが、この頃になって、その本意をもっと考えてみるようになりました。種は自分の芽を出しうる畑となるまで何年も土で滋養して、そして時を得て初めて根を張って芽を出す。苗は不幸にして畑が合わなければ直ぐに枯れてしまう。そんなようなことを伝えられたかったのかなと思っています。
バーンスタインと外れてしまいましたが、彼にもそんなところがあるかなと思っています。
表現者としての彼も、ヘンな言い回しですが情緒の筋道-この短調のフレーズに喜びがあり、このリズムに神性がある-みたいな、そんな聴き手へも教育的な面があるように感じます。勿論押し付けがましくなく、自然にそう感じられるのは彼の芸術の特性の一部ではないかと思います。音楽におけるプラグマティズムの美しい理想の具現とでも言いましょうか。例えば彼の演奏によるマーラーあたりは、音の洪水のような彼の交響曲の聞き方を教えてもらったように思います。
冗長になりました。すみません。


レナード・バーンスタイン 音楽のよろこび

By , 2007年10月2日 10:58 PM

久しぶりに音楽の事が語れます。といっても、ワインを一本空けた後の酔っぱらいトークですが。

最近「レナード・バーンスタイン 音楽のよろこび~オムニバス~」というDVDを購入しました。

バーンスタインは、ピアニスト、指揮者、作曲家として幅広い才能を発揮した人物です。

私はバーンスタインの語りが好きで、
①DVD「答えのない質問」→チョムスキーの言語学と音楽の対比
②「Young people’s concert」:バーンスタインが子供向けに行った講義で、「クラシカ」という有料放送で見られます。
③交響曲全集:バーンスタインがベートーヴェンの各交響曲を語った後、各曲が演奏されます。「クラシカ」で見られます。
などを見て感動したものです。

今回のDVDでは、第一話が「ベートーヴェンの『第5交響曲』」。ベートーヴェンが残した下書きの草稿を再現し、現在残された交響曲と対比します。ベートーヴェンが何を考え、どう書き換えて現在に至ったかを知りたければ必見です。ある草稿をバーンスタインは「これはピアノソナタ『悲愴』に似ていて一番好きだ」と語っています。また、運命の最初の草稿は、出だしの部分にはフルートが加えてあったのですが、曲の雰囲気が全然違います。バーンスタインによると、ベートーヴェンは主題が男性の声域に収まるようにフルートを除いたとのことです。聴いてみると一目瞭然です。このような話題が本DVDでは満載です。


誕生日ネタ

By , 2007年10月2日 1:02 AM

Wikipedeiaで自分の誕生日を検索すると結構面白い事実を知ることが出来ます。

ちなみに、私の誕生日

2122年 – ドラえもん、ネズミに耳をかじられる(『ドラえもん』)

でした。どうでも良いネタでしたが・・・。

みなさんの誕生日はどうでしたでしょうか?


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