不謹慎

By , 2009年10月25日 6:30 PM

笑ってはいけないのですが、思わず笑ってしまった話です。

 新型インフル院内感染対策でサーモグラフィー設置 飯田病院

(2009年10月1日)

飯田市大通の栗山会飯田病院(千葉恭院長)は1日、新型インフルエンザ対策の一環として正面玄関にサーモグラフィーを設置し、発熱している来院者を見分けて個別対応することで院内感染を防ぐ取り組みを始める。県健康づくり支援課は「県内の病院で同様の事例は聞いたことはない」としている。

同病院によると、サーモグラフィーは体の表面の温度が37度を超えるとアラームが鳴るように設定。発熱者はほかの来院者から分かれて待機してもらい、問診や検診によって必要があればインフルエンザの簡易検査を実施する。

同病院は、10月に流行がピークになるとの予測を受けて、熱があることに気付かないで来院する人をチェックするためにサーモグラフィーの導入を決めた。費用は約200万円。院内の感染対策委員会チームリーダーの秋城京子さん(55)は「いち早くキャッチして院内感染を防いでいきたい」と話している。

(提供:信濃毎日新聞)

感染症診療の原則-37度以上の人をサーモグラフィで識別(長野県)-」というブログのコメント欄にかかれていた一言が、私のツボを刺激しました。以下、コメントを引用します。

説明書を読むと、『温風や冷風の当たる場所では±3℃変わります』、『暑いまたは冷たい場所から来た場合は20~30分室温に均してから測定下さい』…。

これを玄関に置くんですってね (^^;

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小児科

By , 2009年10月25日 6:18 PM

先日、東京近郊の医療崩壊地域で当直をしていました。私が当直に行っている病院は、小児科医を守るため、12歳以上は小児も内科医が診ています。

そこへ、小児救急の患者が直接来院しました。神経疾患の疑いが強かったので、幸いなことにすぐに診断がつきました (おそらくMELASの初発 (ないしは2回目) 発作)。

入院が必要なので、近隣に電話をかけ始めたのですが、小児専門病院は 15分かけ続けても「ただいま回線が混み合っております。もうしばらくお待ちください」のメッセージが延々と流れるのみ。おそらくインフルエンザの問い合わせの対応でパンクしているのだと思います。小児科を有する基幹病院 2件も、「インフルエンザ以外の入院は受けられない」とのこと。病棟にインフルエンザ患者がたくさんいて、院内感染の可能性が高いからでしょうかね。そのほか、大学病院 1件断られ、大学病院 2件目で受け入れ可能でした。ただでさえ小児科はリソース不足なのに、インフルエンザが追い打ちをかけています。

医療に関して「無駄を省く」という大号令の元、予備能が全くなくなってしまうと、今回のようにインフルエンザなどで過度の負荷がかかった事態に搬送先を探すのが困難となるのは、目に見えています。不幸な事件が起きないと良いのですけれど。

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