ショウジョウバエ

By , 2009年12月13日 2:55 PM

当直の日を休肝日として、普段から飲んだくれているみぐのすけとしては、看過できないニュースです。

Continue reading 'ショウジョウバエ'»

Post to Twitter


安心させるな?

By , 2009年12月13日 11:19 AM

読んで ムカつく噛みつき評論に、視聴者を安心させないでというエントリーがありました。

 視聴者を安心させないで

「(医師は)健康番組の打ち合わせで、テレビ局側に最初に念を押されたという。
『視聴者を安心させないでください』
不安を覚えた視聴者はチャンネルを切り替えずに番組を注視し、続編を出せば飛びついて見てくれる」

健康番組の翌日は、不安を感じた一般人の受診が多く、外来担当医に負担となることがあります。いつもに比べて「○○が不安」という受診が多いのです。不安症の方の受診ばかりで、実際にその病気の方が受診するのを見たことがありません。症状がないのに、「新型インフルエンザが不安だから検査してくれ」なんてのも似てますね。

もし、上記に書かれた打ち合わせの風景が本当だとすれば、ただ不安をあおるのではなく、きちんと事実を伝えて欲しいものだなと思います。

Post to Twitter


twice

By , 2009年12月13日 10:56 AM

11月15日に季節性?というエントリーを書きました。A型インフルエンザに罹患後、1ヶ月後に再度インフルエンザA型が陽性になった患者を診察したときの話です。その時は、新型と季節性、各1回ずつ罹患したのかなと思ったのですが、どうやら新型インフルエンザに 2度罹患することがあるらしいという話が出てきています。

感染でも発症しない例確認=新型インフル、2度発症も-大阪府立公衆衛生研調査

大阪府内で5月、新型インフルエンザの集団感染が確認された関西大倉中学・高校の生徒を対象にした血清疫学検査で、府立公衆衛生研究所は11日、ウイルスに感染しながら症状が出ていない「不顕性感染者」が確認されたと発表した。
検査は8月下旬、生徒550人、教職員95人、生徒の家族2人の計647人を対象に実施。ウイルスに感染もしくは疑いが強い、高濃度(抗体価160倍以上)の抗体量を示した98人のうち18人(18.4%)に発熱、せきなどの症状がなかった。
また検査後に発症した108人のうち、高濃度の抗体を持つ人は3人おり、発症が1度にとどまらない可能性もあることが判明した。
同研究所は「(年齢層に偏りがあるため)必ずしも一般化できない」としながらも、「季節性インフルエンザと似ている」との見解を示している。(2009/12/11-22:35)

Idatenという感染症専門メーリングリストでも同様の報告がされており、今後の動向が注目されます。

新型インフルエンザに同年に再感染することがあるのなら、ワクチンを接種したにも関わらず感染することがあるのも納得出来ます。まぁ、2回新型インフルエンザに感染すれば、よっぽど強い免疫の「記憶」が出来そうですけどね。

Post to Twitter


Panorama Theme by Themocracy