シャコンヌ-ピアノ編-

By , 2010年7月30日 8:19 AM

バッハのシャコンヌの編曲。紹介の旅の終点はピアノ編曲です。

シャコンヌ原曲、オーケストラ版、弦楽合奏版、ビオラとチェロ、ギターとリュート、管楽器、声楽、チェンバロと紹介してきた中で、原曲を除くと一番有名なのはピアノ編曲かもしれません。なぜなら有名な作曲家が編曲しているからです。

一つはフェルッチョ・ブゾーニによる編曲、もう一つはブラームスによる編曲です。ブゾーニ版は華麗に栄える編曲ですが、ブラームス版はエッセンスのギュッと詰まった編曲です。それぞれ対照的で面白いです。ブラームス版は左のみで演奏することが要求され、技術的に非常に難度が高いらしいです。

ブゾーニ版の演奏はエレーヌ・グリモーです。あまりに美人だったので、どんな演奏家か Wikipediaで調べてみたところ、大学で動物生態学を学び、オオカミの生態を研究しながら保護に努めているらしいです。「男はオオカミ」って言いますけど、そっちのオオカミじゃないですよね・・・多分。

・Helene Grimaud Chaconne in D minor -1-

・Helene Grimaud Chaconne in D minor -2-

・Bach – Brahms : Chaconne – (1/2)

・Bach – Brahms : Chaconne (2/2)

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