夏休み

By , 2015年7月30日 9:59 AM

7月25日 (土) ~31日 (金) に夏休みを頂きました。

7月25日は沖縄行きの飛行機に乗るため、仙台空港へ。ところが台風が沖縄に直撃するとのことで、飛行機が欠航。福岡沖縄便が運行していることを突き止め、金銭的にかなりの負担ではありましたが、仙台福岡便と福岡沖縄便を予約しました。仙台福岡便では、裏富士、天橋立、鳥取砂丘などの名所を上空から見ることが出来ました。この航路では、左側の座席、つまり A席がオススメですね。福岡沖縄便は、数時間遅れでの運行でしたが、無事夜には沖縄に着くことができました。その日は妹夫婦の家で手料理をごちそうになりました。

7月26日は、ブセナ海中公園に行きました。台風の影響で、残念ながらグラス底ボートは運休。海中展望塔では様々な種類の魚を見ることができましたが、階段を降りて魚を眺めるだけで 1000円程度の入場料は少し高いかなと思いました。ここの観光を終えてからは、地元で有名な「なかむらそば」で沖縄そばを頂きました。午後は、トレッキングをするため、読谷村の観光施設内にある「おきなわ乗馬クラブ」に行きました。珊瑚の欠片が打ち上げられたビーチを馬に乗って歩くのは、沖縄でないとなかなか経験できません。スタッフもとても親切でした。ただし、この乗馬クラブでの外乗は、相当な経験者 (おそらく 150鞍以上) でないと引き馬なんですね。その点が物足りなく感じました。夜は「GOSAMARU」で焼肉をごちそうになりました。肉は最高ですし、おもてなしが行き届いています。素晴らしいお店でした。

7月27日は沖縄から福岡空港に飛んで、新幹線で岡山へ。帰省しました。親の健康相談を聞きながら、もう結構な齢なんだなぁと実感しました。

7月28日は、大山乗馬センターに行って、レッスン (指導されたのは、つま先を外に開いてふくらはぎをしっかり締めることなど) を受けた後に、5 kmの外乗に出かけました。丁度雨が上がったばかりで涼しく、湖畔に立ち込める靄が幻想的でした。いつも、乗馬の帰りは境港で海産物を買って帰るのですが、この日は乗馬を遅めに始めたため、境港は閉まっていました。残念。

7月29日は岡山空港から羽田空港に飛んで、知り合いのプロ棋士と大井競馬場に出かけました。馬券は外れましたが、最終レースまで遊んで、歌舞伎町のしゃぶ叙で閉店時間まで一緒に食事をしました。業界の違う友人との付き合いは刺激になります。

さて、夏休みはあと数日残っていますが、散々遊んだので、溜まった仕事を片付けないといけません。医療系の DVD出演の準備、Cochrane systematic reviewのプロトコル書きなど、期限のある仕事が目白押しです。ということで、当面の間バタバタしてブログはほとんど更新できなくなりますが、ご容赦ください。


SGLT2阻害薬

By , 2015年7月9日 10:56 PM

糖尿病の治療に用いられる SGLT2阻害薬でケトアシドーシスの懸念があると、FDAが警告していることを知りました。

Diabetes Drug Warning (JAMA 2015.7.7 online published)

SGLT阻害薬使用者のケトアシドーシスは、2013年3月から 2014年6月の間に、”FDA Adverse Event Reporting System” 上で 20例見つかりました。多くは 2型糖尿病で、血糖値の上昇はごく軽度 (200 mg/dl未満) であるそうです。2型糖尿病かつ血糖値の上昇が軽度である症例でケトアシドーシスを疑うというのは、なかなか難しいですね。

稀な副作用ではあると思いますが、知らないと診断するのは難しいので、記憶の片隅に置いておこうと思いました。

(参考)

FDA Drug Safety Communication: FDA warns that SGLT2 inhibitors for diabetes may result in a serious condition of too much acid in the blood


Birmingham

By , 2015年7月8日 5:33 AM

6月29日に仕事を終えた後、30日午前 2時頃の夜行バスに乗って成田空港に移動。同日 Birminghamに旅立ちました。7月1~3日に開かれたCochrane DTA workshopに参加するためです。

UK Support Unit Cochrane Diagnostic Test Accuracy author training modules:
University of Birmingham, UK

3日間みっちりと勉強し、診断精度研究について、非常に勉強になりました。参加者は世界各地から 40名くらいでした。 2日目には 15人くらいと講師陣でパキスタン料理を食べに行きました。

ちなみに、Jon Deeks教授は、Cochrane libraryに interventionだけではなくて、diagnostic test accuracy (DTA) を加える事を認めさせるきっかけとなる働きかけをした方です。Cochrane DTA Handbookの著者でもあります。最後は、その Deeks教授 (みんな Jonって呼んでました) のサインの入った修了証明証を受け取りました。

EBM時代、こうした勉強をしておくのは非常に価値のあることだと思います。そして、海外の研究者に名前を覚えて貰えました (アジア人は私一人だったので目立ちました)。

7月3日は 15時くらいに終ったので、Birmingham美術館を訪れ、7月4日朝一の飛行機で日本に帰ってきました。おみやげに、TALISKER 57° 2本と、日本では手に入りにくい TALISKER DARK STORMを 4本買ったのですが、非常に重かったです。免税範囲を超えていたので申告したら、税金は 2200円の税金でした。日本では希少なウイスキーが手に入ったと思えば、安いものです。

7月5日帰宅後、冷蔵庫と IHクッキングヒーターを自宅で受け取りました。これでウイスキー用の氷がいつでも手に入るし、(飲みに来た人が) つまみを作ることも出来ます。料理をしない人間にとって、冷蔵庫 470 Lはかなりのサイズですが、地酒保存用としますかね・・・。

7月6日は時差ボケにそれほど苦しむことなく出勤。また、当直でした。


愛され指導医になろうぜ

By , 2015年7月2日 3:17 AM

愛され指導医になろうぜ 最高の現場リーダーをつくる (志水太郎著, 日本医事新報社)」を読み終えました。著者とは 2回ほど一緒に食事をしたことがありますが、人柄が素晴らしいです。

志水先生は日本の 200以上の病院で勤務した経験があるそうで、さらに米国やカザフスタンなど海外での指導経験も豊富です。医師としてのキャリアを始めたのは私より遅いのに、その後の歩みは次元が違いますね。

まず第一章で紹介されている「リーダーシップは生まれ持った特性ではなく、その振る舞いを意味する」という John Kotter教授の言葉を読んで、「これはきちんと学ばなければ」と背筋が伸びました。後天的に獲得するものである以上、それを学習するための努力が必要です。

本書は具体例が豊富です。様々なシチュエーションが記されており、それにどう対処すべきかがわかりやすく書かれています。自分が過去に行ってきた指導を思い出し、冷や汗を掻きながら読みました。もっと早くこの本に出会っていれば良かった・・・。

後輩の教育に携わるような、後期研修医以上の医師にオススメの本です。


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