フィアンセ

By , 2009年10月18日 10:35 AM

昨日は「はりやこいしかわ」先生の家に招かれて、奥様の手料理を頂きました。コンビニ弁当が続く毎日の中、久々の手料理で、堪能させて頂きました。酒も進み、午前1時過ぎまで飲んでいました。おかげで今日は二日酔です (^^;

「はりやこいしかわ」先生の娘さんとも対面し、最初は警戒されていたものの、最後は落とすのに(?)成功しました。私が持っていったぬいぐるみも気に入って貰えたようでした。

娘さんは 生後 9ヶ月なので、Babinski反射をとってみると、確かに少し出ました。御約束ですけどね。

年の差プロポーズの石田純一のように、あと 20年くらいしたら貰いにいくかもしれないと「はりやこしかわ」先生に話すと、「ベルリンの壁が・・・」とブツブツいいながら、嫌な顔をしていました。2年前まで一緒に深夜の飲屋街を飲み歩いていたのに、今やすっかり父親という感じでした。

 壁はいつか崩れる」石田純一、理子パパ“攻略”に自信

タレントの石田純一(55)が14日、都内で行われた「Happy OL~OL生活向上委員会~」プロジェクト発足記念お披露目イベントに登場した。

「Happy OL~OL生活向上委員会~」はOL専用をうたったコミュニティサイト。プロゴルファーの東尾理子(33)と婚約し、幸せの絶頂にある石田はイベントに詰め掛けたOLへ「自分が一番大切だけど、その自分のことを忘れてしまうくらい人を好きになって欲しい」と、独自の恋愛観を説いた。

東尾の父・修氏が先日「(結婚に関して)最後のベルリンの壁は越えてませんけど」と発言したことを受けて、石田は「ベルリンの壁というからには、いつかは崩れる」と自信を見せていた。

石田純一(いしだ・じゅんいち)
生年月日:1954年1月14日 出身:東京 血液型:A型
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[ 2009年10月14日 15:42 ]


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小さな政府、大きな政府

By , 2009年10月17日 8:10 AM

小さな政府、大きな政府という議論があります。

財政赤字が拡大している中、政府をスリム化しようというのが小泉構造改革とされています。ところが、李啓充先生の分析を見ると、国際的にも小さな政府の方が国民負担が大きいことがわかります。そして、必ずしも上手くいっているわけではなさそうです。

 緊急論考「小さな政府」が亡ぼす日本の医療(5)

「国民負担率」がどれだけ misleadingな言葉であるかを4回にわたって論じてきたが,ここまでの議論を以下にまとめる。

1)国民負担率は個々の国民の実際の負担を反映しない:国民負担率が日本よりも小さい国(たとえばアメリカ)の国民負担は日本よりも極端に重いし,逆に,国民負担率が日本よりもはるかに大きい国(たとえばフランス・スウェーデンなど)の国民負担は,日本とそれほど変わらない。
2)国民負担率が大きい国で国民負担が重くならない最大の理由は,事業主が手厚く社会保障費を負担していることにあり,先進諸国の実情を見る限り,「小さな政府」は,実際的には「国民の負担が重く,事業主負担は軽い国」と同義と言ってよい。

小さな政府と大きな政府のどちらが良いかという議論は別にして、急にどちらか一方に舵を切れば、その反動は大きいように思います。民主党がどんな党で、今後どんな失政を起こす可能性があるかは別として、今回民主党が政権をとり、福祉などの充実に大きな予算を当てているのは、小泉改革の反動であると言えます (民主党が急激に大きな政府を目指せば、またその反動は来るかも知れません)。

小さな政府、大きな政府の議論には、医療費の話が大きく関わってきますが、下記の李啓充先生のコラム (計 8回) を読むと、増大する医療費をどう捉えていけば良いか、とても参考になります。

緊急論考「小さな政府」が亡ぼす日本の医療(1)

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反則負け

By , 2009年10月16日 7:40 AM

珍しい反則があったようです。私も数手後の局面で頭の中が一杯になって、実際の局面を指すときにとんでもない手を指すことがあるのですが、似たようなものでしょうか。

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ロレンツォのオイル

By , 2009年10月15日 7:24 AM

「ロレンツォのオイル」という映画の DVDを見ました。副腎白質ジストロフィーという難病についての映画です。

物凄く描写が細かくて、リアリティーのある映画でした。本編に関係のない描写での説明は一切ないのですが、「あ、今眼底をみているな」とか、「flash VEPの検査中だな」とか「典型的な痙性歩行だな」とか思いながら観ました。この手の映画では「かわいそう」という同情を訴えようとするものが多いのですが、この映画は事象を客観的に描写し、純粋に映画としての感動がありました。また、多くの医療系ドラマ/映画では、「これは、ないな」というシーンがいくつもあり感情移入できないのですが、この映画ではそう感じることもありませんでした。

この映画は色々物議をかもした映画であり、李啓充先生のコラムを読んでから観ると、倍楽しめると思います。

「ロレンツォのオイル」 その後(1)

「ロレンツォのオイル」 その後(2)

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Johann Sebastian Bach ・ Chamer Music

By , 2009年10月12日 3:08 PM

Johann Sebastian Bach ・ Chamer Music (Avi-music 8553165)」という CDを聴きました (アマゾンにリンクを貼っていますが、私はドイツで購入したので多少タイトルが違います)。

 Johann Sebastian Bach ・ Chamer Music

1. Brandenburg Concerto No. 6 in B flat major BWV 1051

2. Sonata for viola da gamba and harpsichord in G minor BWV 1029

3. Sonata for flute, violin and basso continuo in C minor “Trio Sonata” from “Musical offering” BWV 1079

4. Sonata for violin and piano in F minor BWV 1018

有名な曲ばかりですが、演奏したことがある曲がたくさんあって、楽しめました。特にトリオ・ソナタは学生時代に何度か演奏したことがあって、一緒に合わせたメンバーを思い出しました。

このCDは、「バッハらしい」演奏という点に好感が持てました。古楽器の奏法を随所に取り入れていることはわかりますが、それだけでバッハがバッハらしくなるわけではありません。当時の様式感を理解しないといけませんし、和声、和声的リズムを感じて音に軽重をつけないといけません。このCDの演奏家達は、それらを自然にこなしており、巷にロマンチックなバッハが溢れる中で、「これぞバッハ」としてお勧めできる一枚です。

ちなみに、4曲目のソナタは、私の大好きな Christian Tetzlaffがヴァイオリンを演奏しています。

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ビール職人、美味しいビールを語る

By , 2009年10月10日 8:15 AM

「ビール職人、美味しいビールを語る (山田一巳/古瀬和谷著、光文社文庫)」を先日ドイツで読み終えました。非常に読みやすい本ですし、ビールにも詳しくなれますので、「ビールを嗜む方」にお勧めです。

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格差社会の不健康

By , 2009年10月8日 7:31 AM

 <貧困率>政府として調査する方針固める 長妻厚生労働相

10月5日0時54分配信 毎日新聞

長妻昭厚生労働相は4日、山井和則厚労政務官と協議し、格差問題の解決に本格的に取り組むため、国民の「貧困率」を政府として調査する方針を固めた。5日にも担当部局に対し、全国的なデータ収集と貧困率の削減目標設定を指示する。山井政務官が4日夜、NHKのテレビ番組で明らかにした。

貧困率とは、全国民の平均的な年収の半分に満たない人の割合とされるが、政府は正式な指標として算出していない。06年に経済協力開発機構(OECD)の発表したリポートで日本の貧困率が先進国中、米国に次ぐ2位という悪い結果となり、貧困問題に取り組むNPO(非営利組織)などが政府に調査を求めていた。民主党は衆院選マニフェスト(政権公約)に「貧困の実態調査を行い、対策を講じる」と明記している。【佐藤丈一】

格差社会というのが問題となって久しくなりますが、李啓充先生が 6話連続で書いているコラムが面白かったので、紹介しておきます。

続 アメリカ医療の光と影  第128回 格差社会の不健康(1)

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ガイドライン(亀田総合病院)

By , 2009年10月7日 7:32 AM

亀田総合病院感染症科のブログに、同院での抗インフルエンザウイルス薬の使用法が載っています(記事の最後に、改訂された使用法へのリンクがあります)。

今にも落ちて来そうな空の下で-当院の抗インフルエンザウィルス薬の使用方法 ポジションステートメントを改訂しました-

その他、亀田メディカルセンターのサイトには、各1ページで読める、同院の感染症診療ガイドラインも掲載されているようです。さすがに量が足りない印象がありますが、研修医が簡単に各論を把握するには丁度良いように思います。

臨床ガイドライン

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2009年ドイツ旅行12

By , 2009年10月7日 6:39 AM

9月9日 (水)

いよいよ帰国する日だ。

朝食は日本食も用意してあり、みそ汁、生卵、鮭など。外国人にも人気があるようで、洋食を選ばず和食に並んでいる外国人も見かけた。米はタイ米ではあったが、それほど気にならなかった。鮭はヨーロッパで食べるときはいつも生臭さを感じるのだが、香ばしく焼き上げ、塩味をつけてあったからか、日本で食べる鮭とほとんど変わらなかった。嬉しいことにシャンパンも置いてあり、遠慮無く頂いた。今回の旅行で最も美味しい朝食だった。

チェックアウトする際、英語でのやり取りだったが、私が「Envelope.」という単語を聞き取れなかったとき、「封筒はいかがですか?」と日本語で答えられた。日本人の旅行客が多いからかも知れないが、こんな難しい日本語を話されるとなんだか嬉しくなる。ポーターさんも、日本語で「どうもありがとうございます」なんて挨拶してくれた。

フランクフルト空港に着いてからは、かなり時間が余ったので、バーでグラーシュスープとアップルワインを飲みながら、「ビール職人、美味しいビールを語る (山田一巳、古瀬和谷著、光文社新書)」を読んだ。非常に読みやすい本で、内容も面白く、あっという間に読み終えた所で、飛行機に乗り込んだ。学会の準備は全然出来なかったけど、まぁ、こういうのは追いつめられないとダメなものだ。

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ALSにおける筋電図

By , 2009年10月4日 7:19 PM

先日、抄読会で ALSにおける針筋電図の論文を紹介しました。この研究は、帝京大学の園生先生や千葉大学の桑原先生らが行った多施設前向き研究で、かなりインパクトのあるものでした。Muscle & Nerveという雑誌に掲載されたのですが、オンラインで読めるのでリンク先を示します (リンク先の Full text PDFを選んでください)。

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