モーツァルトの誕生日

By , 2011年1月28日 9:12 AM

昨日、1月27日はモーツァルトの誕生日でした。

モーツァルトの曲でお気に入りの動画を紹介します。あまり有名な曲ではありませんが、愛らしい曲です。モーツァルトらしさがよく出ていますね。

さらに、演奏は早世の名ヴァイオリニストオレグ・カガンで、貴重な映像だと思います。ご堪能ください。

・Mozart Duo for Violin & Viola in G major Rondo

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僕のピアノコンチェルト

By , 2011年1月26日 7:02 AM

映画「僕のピアノコンチェルト」の DVDを見ました。

僕のピアノコンチェルト

タイトルにピアノコンチェルトとはついていますが、あまり音楽映画という感じではありません。ある少年の成長と内面的な葛藤を描いています。IQが測定不能なくらい高く、ピアノの才能にも恵まれた少年が思春期を迎えます。彼が恋したのはかつての自分のベビーシッター。さらに祖父との関係の結末が映画を切ないものにします。見た目の派手さはありませんが、所々軽いスパイスが利いていて、悪くない映画でした。

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棋士と扇子

By , 2011年1月25日 6:06 AM

「棋士と扇子 (山田史夫著、里文出版)」を読み終えました。棋士の揮毫した扇子を集めた写真集です。座右の銘として持っておきたい格好良い言葉がたくさん揮毫されています。

この本について、とても面白く纏めたサイトがありますので紹介しておきます。デビューしたての頃の下手な字とか、「感性」という字の揮毫など、爆笑すること請け合いですので、是非ごらんください。

棋士たちの「とめはね!」

また、揮毫された語の一覧を紹介したサイトもあります。

「棋士と扇子」 収録揮毫一覧(棋士名アイウエオ順)

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将棋思考プロセス研究

By , 2011年1月24日 7:02 AM

これまで何度かお伝えしたとおり、私は被験者として理化学研究所の「将棋思考プロセス研究」に参加しています。そのプロジェクトの一部が Science誌に掲載されました (論文 Link: The Neural Basis of Intuitive Best Next-Move Generation in Board Game Experts)。この論文は、Yahoo!ニュースなどでも取り上げられました。

 将棋プロの「直観」解明=脳の特定部位活発に―人工知能に応用も・理研など

時事通信 1月21日(金)5時25分配信

理化学研究所などは、将棋のプロ棋士が次の手を直観で選ぶ際に、脳の特定部位が活発化することを突き止めた。人間により近い人工知能の開発などに応用できる可能性があるという。研究成果は21日付の米科学誌サイエンスに掲載された。
プロ棋士は、長い訓練や対戦経験を基に状況を瞬時に判断し、思考ではなく直観で次の手を打つとされ、その仕組みが研究されてきた。
理研・脳科学総合研究センターの田中啓治副センター長らの研究チームは、羽生善治さんらプロ棋士11人、高段位アマ8人、中段位アマ9人の3グループに対し、将棋やチェスの盤面、人の顔や風景などの画面を12秒間に24コマのペースで繰り返し見せ、脳活動を機能的磁気共鳴画像装置(fMRI)で測定。プロ棋士が将棋の盤面を見た時だけ、脳の頭頂葉にある「楔前部(けつぜんぶ)」と呼ばれる領域が強く活発化した。
さらにプロとアマ17人ずつに対し、盤面を1秒見せた後、2秒以内に四つの選択肢から選ぶ詰め将棋を解かせた結果、プロ棋士が直観的に問題を解く時だけ、大脳基底核の領域「尾状核(びじょうかく)」が活発化した。次の手を長考させる問題では、大脳皮質の活動のみ活発化。アマ棋士は両問題で尾状核の活動が見られなかった。
二つの領域の活動に、強い相関関係があることも分かった。田中副所長は「プロ棋士の直観力の源は、二つの領域を結ぶ神経回路に存在する可能性が高い。こうした結果は、複雑な情報システムの安定的な運用や、人間に近い人工知能の開発につながる可能性もある」と話している。

私が受けた検査は今回論文になったものとは異なり、今後論文にされる予定のようですが、被験者として有意義な研究に参加出来ていることを実感できて、万感の思いです。論文を日本語で要約したものは、理化学研究所のサイトで見ることが出来ます。

プロ棋士の直観は、尾状核を通る神経回路に導かれる

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e-Learning 神経病理

By , 2011年1月23日 6:33 PM

新潟脳研が「e-Learning 神経病理」というサイトを作っています。大学病院の神経内科で研修カリキュラムが組まれているとか、個人的に神経病理を専門とする先生と親しいといった恵まれた人は別として、こうした環境を持たない民間病院の神経内科医が専門医試験対策などで神経病理を勉強するのはなかなか大変です。こうしたサイトは勉強の一助になると思います。専門医試験は別にしても、神経内科医の嗜みとして、一度は目を通しておきたいですね。

e-Learning 神経病理

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ペニシリンはクシャミが生んだ大発見

By , 2011年1月22日 10:58 AM

「ペニシリンはクシャミが生んだ大発見 (百島祐貴著、平凡社)」を読み終えました。百島先生は神経放射線を専門としており、私も学生時代、教科書を読んだことがあります。まさか医史学に精通された方とは知りませんでした。

本書は非常に読みやすく書かれていますが、医学の広い分野を扱っており、私が知らなかったことばかり。楽しませて頂きました。備忘録をかねて、特に面白かった部分を抜粋して紹介します。ここに記したのは極一部ですので、興味を持った方は是非本書を買って読んでみてください。

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レッドディーヴァのデビューが近づく

By , 2011年1月20日 7:27 AM

私が一口馬主になっているレッドディーヴァ。脚の捻挫などもあり調教が遅れ、2010年10月29日に入厩して調教を継続してきましたが、やっとデビューが近づいてきました。

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クロックス

By , 2011年1月19日 7:26 AM

医療関係者の中には、クロックス愛用者がたくさんいます。履いていて楽だから・・・らしい。バミュ先生もお気に入りなのだとか。

産婦人科残酷物語-crocs-
産婦人科残酷物語-黒い3連星-

ところが、ウィーンではクロックスが禁止されたらしい。この情報を Twitterで呟いたら反響が大きくて驚きました。

 人気サンダル「クロックス」、病院内では禁止へ ウィーン市当局

2008年08月13日 04:05 発信地:ウィーン/オーストリア

【8月13日 AFP】オーストリア・ウィーン(Vienna)市当局は12日、同市内の病院で人気の樹脂製サンダル「クロックス(Crocs)」を履くことを禁止する方針であることを明らかにした。市内の病院では看護師などがクロックスを履いている姿がよく見られるが、患者への安全性の問題があるという。

市内にある病院の技術部門の責任者Peter Woelfl氏は「クロックスについての技術的評価を行ったところ、クロックスは帯電の防止性がなく、院内の精密機器の機能に障害を与え爆発などを引き起こす可能性がある」としている。

ウィーンでは前月、すでに1つの病院がクロックスを禁止しているが、同氏によると今月末までにはウィーン市内のすべての病院で禁止されることになる。特に禁止が徹底されるのは、手術室や集中治療室、放射線や透析機器を扱う部門など、帯電を防止する衣服の着用が義務づけられている施設だという。(c)AFP

ヨーロッパでは空気が乾燥していて静電気が起きやすくなっているからか、音楽の都に充ち満ちたエクトプラズムがクロックスに憑依して機器を爆発させてしまうからかは知りませんが、にわかには信じがたいニュースですね。記事にある「技術的評価」の中身を知りたい気がします。

日本では問題になっていないので多分大丈夫なのだと思いますが、心配な人は腰からネズミの尻尾のようにアースを垂らしてクロックスの帯電を防げば安心かもしれません。どうか、クロックスを履いて、腰からアース垂らした医療従事者を見かけたら、医療安全に熱心な人なのだと温かい目で見守ってやってください (^^;

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「ヨーロッパの病院食」後記

By , 2011年1月18日 6:54 AM

過去10回に渡って、ヨーロッパの病院食を紹介してきました。情報は、写真が掲載されている個人のブログを中心に集めましたので、ブログを書かれた方の病状、病院の規模などによって違ってくることは容易に想像されます。

ただ、それらを勘案しても、日本の病院食は素晴らしいなと感じました。医師には、検食が義務づけられていて、当直先では患者さんと同じ物を食べています。私は 10カ所以上の病院で検食をしてきて、不味くて嫌な経験をしたことがありません。というか、当直するときは検食は楽しみな仕事の一つです(15年以上食べ続けているコンビニ食から離れるチャンスだし・・・)。決められた予算の中、栄養を考え、365日食事を作り続けてくださるスタッフには、本当に感謝ですね。

今回、こうして情報を集めていてわかったことは、福祉が充実しているとされるヨーロッパでも、患者さんがかなりの我慢を強いられていることで、日本以上のサービスがヨーロッパだから供給されるわけではありません。また、食事に満足している方は、それなりに金のかかる病院に入院している事が多い傾向にありました。私が紹介したブログ達の、病院食以外の部分も読んで頂ければ、ヨーロッパの医療の生の姿が伝わってくるのではないかと思います。例えば、大部屋は日本独自のシステムなのかと思っていましたが、ヨーロッパでも珍しくないということは、色々なブログを見て初めて知りました。

情報に関しては、病院食の写真が載っているサイトを出来るだけ網羅したつもりですが、いくつか漏れがあるかもしれません。参考になるサイトなどありましたら、コメント欄などで教えて頂ければ幸いです。

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ヨーロッパの病院食-北欧編-

By , 2011年1月17日 6:41 AM

「ヨーロッパの病院食」もいつの間にやら十回目。今回は社会福祉が充実しているとされる北欧からです。残念ながら、ノルウェーとフィンランドの病院食が載ったブログは見つけられませんでした。色々探す過程で、フィンランドの病院食からネズミの頭というニュースを見つけびっくりしました。

 フィンランドの病院食、温野菜の中から「ネズミの頭」

2008年 01月 27日 12:27 JST

[ヘルシンキ 26日 ロイター] フィンランド東部の病院が入院患者に出した食事の中にネズミの頭部が混入していたのが見つかった。病院の管理責任者が26日に明かした。

病院食として出された温野菜にネズミの頭が入っているのを、食事を出された男性患者が発見。この患者は食欲を失ってしまったという。

ネズミの胴体部分は見つかっておらず、調理に使われた袋入りのベルギー野菜にネズミの頭部だけが入っていたとみられている。

<スウェーデン病院食>

スウェーデンで天使ママ-スウェーデンの病院食 8.13-8.22-
スウェーデンで天使ママ-スウェーデンの病院食・その2 7.24~8.2-
LIVING ROOM-入院
LIVING ROOM-病院食第一弾-

<デンマーク病院食>
丁抹よろず帖-病院食-

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