TomoとYumeの結婚式

By , 2008年10月26日 6:20 PM

昨日は「Tomo」と「Yume」の結婚式でした。

案内状には、「10月25日(土)17時~披露宴」と書いてあったので、時間たっぷりと思って、朝から家でゴロゴロしてました。それで、14時30分くらいに、家の掃除でもしようと思って、もう一度案内状を見ると、「15時30分~結婚式」と書いた小さな紙が挟まっていました。気付かなかったぁ~!

一生の不覚です。30分で準備をして、15時に目白通りまで出ました。でも、タクシーが全然捕まらないのです。普段なら5分もすれば捕まるのに・・・。仕方ないので環七まで歩いて、15時25分くらいにやっとタクシーを捕まえました。「椿山荘まで」と行き先を告げ、15時40分に式場に着きました。

式場について、その辺にいたホテルの係員に聞くと、「チャペルに行って下さい」と言われたので、チャペル前まで行くと、何組もの新郎・新婦が・・・。

「どれが『とも』だろう?」と眼を凝らしましたが、私は元々視力が悪いのです。また、新郎・新婦が変装、コスプレじゃなくて、正装しているので、普段と見た目も違うのです。体型が「とも」と似ている新郎がいたので、近くまで寄って見てみると、全然違う人でした。その関係者から見たら、オイラは思い切り怪しい男です。

にっちもさっちもいかないので、一度、チャペルのドアを開けて見ました。すると入場前の新郎・新婦が一組いました。で、本当はその新郎・新婦が「Tomo」と「Yume」だったのですが、私はきちんと確認をせず、そっとドアを閉めました。いや、開けたらいきなり人がいたので、ビックリしてドアを閉めたのです。その時気付いていればなぁ・・・。

再びチャペル前で、他の結婚式を何件かチェックしているうちに、チャペルから係員が出てきました。すかさず、「『とも』家の結婚式なんですけれど、どこでやっていますか?」と聞くと、すぐにチャペルの中に入れてくれました。チャペルの部屋の前に行くと、新郎・新婦が歩いて入場しているところでした。さすがに、新郎・新婦の後をついて歩くわけにもいきませんので、係員に制止され、時期を伺うこととなりました。

中で、賛美歌が流れ始めたとき、コソコソっと紛れ込むことが出来ました。主要なシーンは全部見られたので、良かったです。でも、「とも」様、「Yume」様、遅刻してごめんなさい。今度、肉奢ります。

式が終わると、係員にすぐに披露宴の会場まで行くように言われました。ピアノとのリハーサルのためです。「受付をまだしていないのですが?」と聞いたら、兎にも角にもすぐ会場に行って欲しいとのことでした。「ご祝儀はどうしますか?」と聞いたら、「乾杯が終わったら、御両親に渡してください」と言われました。

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披露宴の会場に行くと、まだ前の組がいたので、陰にある椅子に座って、本を読むことにしました。読書を初めてすぐに、係員が来て、片づけをしている間にピアニストと合わせました。

予め「愛の喜び」と「愛の挨拶」の2曲を練習して行ったのですが、リスクを避けるため、「愛の挨拶」の方を演奏することとしました。お互いに初めての合わせだったので、ぶっ続けで5回くらい演奏して感覚を掴みました。ただ、披露宴と披露宴の合間だったため、片づけが慌ただしく、スタッフの怒号が飛び交って、私とピアニストは演奏しながらビクビクしていました。「おい、早く持ってこい」「もう時間がないだろう」「早くしろ」。そして、大音量でBGMの試験放送がされているのです。業界の「舞台裏」を見ることが出来て、ある意味得をしたのかも。

念のため、譜面台について、ホテルの係員に聞くと、ないと言われたので、冷や汗。暗譜の練習はしてなかったのですが、ラスト一回の練習を暗譜で弾いてみたら、上手くいって一安心。本当は、自分で譜面台持って行けば良かったのですが、バタバタしていて、持って行くのを忘れていました。ピアニストも心配してくれていて、「私も暗譜は苦手なんです」と言ってくれたので、「でも、(弟子の)Yumeは、暗譜で弾けって怒られているそうですよ」と言うと、「人には何とでも言えるんです」と、しれっと答えました。さすが、ピアノ教師!Yumeの師匠!

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そうこうしているうちに披露宴が始まりました。

司会者は、牧しんじの弟子という方。新郎・新婦にインタビュー形式をとって、馴れ初めなどを聞き出したのですが、「え?プロポーズはきちんとしてないんですか。じゃ、ここでしてください」とか強引な質問も。新郎・新婦の了解を得て質問だったら良いのだけれど、厳しい質問が多く、私はとなりの席の男性に思わず「えっ、謝罪会見ですか?」と聞いてしまいました(^^;

披露宴の最初、私は一人内面の世界に入って、曲を思い出していました。頭の中で楽譜を広げて暗譜演奏のイメージトレーニングです。酔うと記憶力が落ちるので、あまり酒も飲まず、ピリピリしていました。

披露宴の途中で、「Tomo」に御酌をしに行くと、「譜面台用意出来るって」という力強い声が。そこからは、心おきなく、ワインを御馳走になりました。

「Tomo」の御両親がいらっしゃったので、挨拶をすると、「演奏をありがとうございます」と謝礼を頂きました。いや、下手なアマチュアなのに、そんなに気遣いをされると恐縮してしまいます。

その時、受付をしていないことを思い出し、上納金じゃなかった、ご祝儀を御両親に渡しました。御両親は「え?ここでですか?」とびっくりしていたけれど、他に渡す機会がなかったもので・・・。失礼でしたよね。存じております、すみません。

宴も半ばを過ぎた頃、私が「愛の挨拶」を演奏しました。しっかり譜面台も用意してあったし、安心して演奏できたのですが、リハーサルとピアノの向きが違っていて、マイクの位置が左右逆になっていたので、会場全体に音が届いたかが気になりました。でも、会場の真ん中にいた方が、眼を見て頷いてくださったので、多分そこまでは届いていたのではないかと。自分では、演奏は満足いくもので、足りないところがあれば、それが実力のような気がします。

披露宴の終わりに、Yumeの演奏がありました。曲は「愛の夢」で、タイトルがぴったりで良い選曲ですね。

リストなんて、難しいの選ぶなぁ・・・、と感心。優しさが滲み出た演奏でした。一方で、曲が難しいためか、緊張感も伝わって来ました。Yumeは最後の挨拶でも手紙を持つ手が震えていて、多分、緊張すると手が震えやすいのでしょう。β-blocker処方しておいてあげたら良かったなと思いました。このブログでも何回か触れましたが、震え止めに飲むと、かなり有効なのです。

宴もたけなわ、Yumeの挨拶、Tomoの挨拶に、誠実さが伝わってきて、思わず貰い泣きしそうになりました。

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良い結婚式でした。ただ、その中で、知らず知らずのうちにトリックスターの役割を演じている自分がいて、ちょっと反省です。他人の結婚式ですら遅刻してしまったり、満足に振る舞えないのに、自分の式なんて当面無理ですね。式を通して、無難に振る舞えるようになるまで、あと30年くらいはかかるかな・・・。そしたら結婚するかな。いや、まてよまてよ・・・。替え玉という手もあるな・・・。

お二人には末永く。御結婚おめでとうございます。


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