地震2

By , 2011年3月13日 3:59 PM

3月12日は東京近郊で当直をしていました。近隣の救急医達が DMATで被災地に行ってしまったからか、救急車の受入れ要請がとても多く、可能な限り受けました (救急室のナースには「病棟が入院を受けられる体制なら、全部受け入れていいですよ」と伝えていました)。

おかげさまで、急性肝炎、出血性ショック、急性薬物中毒、急性腹症(おそらく癌による総胆管閉塞)、インフルエンザ肺炎 (もしくはインフルエンザに合併した細菌性肺炎)、過換気症候群・・・その他諸々たくさん診させて頂きました。重症対応中に、直接来院された未受付の患者さんが玄関前で倒れてそのまま救急車で他院に搬送・・・なんてこともありました(重症患者さんにかかりきりで対応できないことがあるから受診前は一報連絡いれましょうね)。病棟でも急変ありましたし、キャパシティーとしてはギリギリでしたね。

ほぼ一睡もせずに働いて、帰ってゴロゴロしていたのですが、何か気分が張りつめていて寝付けません。以前働いていた郡山の病院の同僚から、「患者さんが帰れなくてロビーに寝泊まりしている」とか「食料が数日分しかない」とか「医薬品が減ってきている」との連絡がありました。原発周囲の被災者が近くに避難してきていて薬が必要だったり、周囲で半壊した病院からの患者さんを受け入れたり、色々と大変なようなのです。少なくとも東京で腰を据えて実験をしている訳にはいきません。私のように現在病棟を持っていない医者こそ駆けつけるべきだと思いました。

とりあえず、研究所の上司にメールして、「途中で被災地に行くかもしれないから、中断しても延期が可能な実験を組んで下さい」と御願いしたら、「月曜は休んで,仮に要請が出た時/手伝いが必要になった時にすぐに向かえるようにしておいて下さい.そちらの方がよほど大切です」との返信を頂きました。

その後、所属していた大学の医局長に電話をしました。病院或いは医局から派遣する形をとれるか 3月 14日に院長と相談してくださるとのことです。もし大学から派遣して頂けるなら、医薬品をたくさん持っていくことができます。3月 14日は自宅待機して、連絡を待ちたいと思っています。

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