第三次ボランティア at 郡山

By , 2011年5月1日 8:14 AM

切ないニュースですね。

人目避け車内で寝泊まり パーキンソン病の双子

福島県郡山市の避難所で、ともにパーキンソン病の男性の双子が駐車場に止めた車内で、1カ月近く寝泊まりしていることが25日、分かった。2人は避難所で「歩き方が変」などと言われ、人目を避けるようになったと話す。

難病患者を支援するNPO法人「SORD」の小泉二郎代表は24日に2人を確認。「行政側はプライバシーに配慮し、避難所とは別の施設などで個室を用意すべき事案だ」としている。

パーキンソン病は、脳内の神経伝達物質ドーパミンが減少することで、手足が震えたり歩行が困難になったりする厚生労働省指定難病。

2人は同県富岡町に住む40歳の兄弟で、ともに20代半ばで発症したという。震災後、3月15日に郡山市のイベント施設「ビッグパレットふくしま」に両親とともに避難し、同月下旬までの10日余りを施設内で過ごした。

入所後、「あの人、歩き方が変だよね」と言う若い人の声が耳に入った。人目が気になり、睡眠不足も重なって兄の症状が悪化。このため3月20日、救護所で医師の診察を受けた。医師からは「1週間でも2週間でも入院した方がいい。郡山市内の病院の紹介状を書く」と言われたが、兄は「知り合いがいるこの避難所がいい」と断った。

弟はその後、救護所で「施設内でプライバシーなどに配慮した場所はないか」と相談したが「個別対応はできない」と言われたという。

結局2人は3月下旬、富岡町の自宅に軽ワゴン車を取りに戻り、その日以来、ビッグパレットの駐車場に車を止め、支給された毛布を持ち込んで寝泊まりを続けている。

救護所で兄を診察した医師は「『プライバシーに配慮した場所を』と言われた記憶も記録もない。保健師が言われたかもしれないが分からない」と話す。富岡町は「当時は大混乱しており、ご迷惑を掛けたかもしれない」としている。

(2011年4月25日)

切ないニュースですね。

さて、5月 2日、SORDからの依頼で、郡山の避難所に診察に出掛けることになりました。神経疾患で困っている方など診てきます。

出来れば、診察後、郡山で奮闘する先生達と飲みに行けたらなぁ・・・と思っています。

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