クマムシ博士の「最強生物」学講座ー私が愛した生きものたち

By , 2014年3月22日 5:49 午前

クマムシ博士の「最強生物」学講座ー私が愛した生きものたち (堀川大樹著、新潮社)」を読み終えました。著者はクマムシの研究者です。クマムシは乾眠という仮死状態をとることができ、マイナス273℃、プラス100℃、ヒトの致死量の 1000倍の放射線、水深 1万メートルの 75倍の圧力、真空などに耐えることが可能です。宇宙空間に 10日晒しても一部生存していた個体がいたそうです。このようなスーパー生物のクマムシですが、なかなか研究するための環境は大変で、著者は海外にポストを得て、有料メルマガやクマムシをキャラクター化したグッズのオンライン販売などで研究費を捻出しています。

本書には、クマムシの紹介、クマムシの探し方・飼い方の解説、他の「最強生物」について、研究全般について広く書かれています。下記の著者ブログで目次等が紹介されているので、興味のある方は御覧ください。

クマムシ博士の「最強生物」学講座ー私が愛した生きものたち

この本を読んで、生物の多様性を強く感じました。生物によっては、本当にさまざまな環境で生きられるんですね。それと、「博士生態学講座」の項に書かれた、「理系的『ジョジョの奇妙な英語学習法』」はとても面白かったです。好きな漫画の日本語版のセリフを暗記してから英語版を読んで、言い回しを学ぶというものですが、有名な「ジョジョの奇妙な冒険」のセリフを例にとるとこうなります。「ありのまま、起こったことを話すぜ→ I’ll just explain what happened!」

また、「オタクと変態はモテる」には、ハッとさせられました。私がモテないのは、変態であることを隠していたからなんですね。

結論からいうと、研究者、いや、オタクと変態はモテる。ただし、オタクや変態がモテるためにはひとつ気をつけなければならないことがある。彼らがモテるためには、自らの歪んだ性癖を隠さずに誇りをもってアピールする必要があるのだ。(略) 世の中にはマジョリティから逸れた尖った人間、つまり、変わった性癖を持つ人たちを好む男女が一定数いる。だから、このニッチを占める人々をターゲットにするのだ。 (p166~167)

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