遺伝子と音楽

By , 2010年11月3日 3:49 PM

遺伝子の塩基を音楽に変換してみようとする「遺伝子メロディー」という試みがあります。

過去に「バイオサイエンスとインダストリー vol. 63 no. 3 (2005)」という雑誌にオオサンショウウオの遺伝子メロディーが掲載されました。

オオサンショウウオの遺伝子メロディーを奏でる : 科学とロマン、そして生命の未知なる領域

上記サイトに pdfファイル形式で論文が掲載されており、その下にある suppl.htmlにアクセスすると、録音へのリンクが貼ってあります。作曲の方法や楽譜は論文中にありますが、半音の上げ下げや音の長さは自由としているみたいです。そして、録音では伴奏を加えてあります。

綺麗な曲だなぁと思って他の曲も調べていたら、癌遺伝子の曲も見つけました。

癌遺伝子の塩基配列をメロディにして-演奏 (※残念、2011年3月26日現在リンク切れとなってしまったようです)

こちらは、、アデニンは「ラ」, チミンは「ミ」, グアニンは「ソ」, シトシンは「ド」として作曲しています。つまりラドミソの和音が基本になります。これらが主和音になるように作曲すると、自動的にイ短調になりますね。サンショウウオの遺伝子からの作曲と異なり、音の長さも塩基情報から決定したようです。

ヒトゲノムもないかなぁ・・・と探していたら、それらしいサイトを見つけたのですが、音楽はリンク切れでした。残念。

DNA the Way to San Jose?

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