IDカード
国内留学から大学に戻って丁度 3週間になりました。大学で後輩から「migunosuke先生が国内留学したのに刺激を受けて、○○で勉強することにしました」という声を複数聞いて、非常に嬉しく思いました。2年見ない間にみんなすっかり成長していて、このまま若い医局員たちで医局を盛り上げていきたいところです。
後輩たちに勉強したいオーラが充満しているので、私と後輩達のみでの抄読会を提案したところ、快諾をいただきました。医局の抄読会は、神経内科領域のみの新着論文という縛りがありますが、私が主催する抄読会では、その縛りを取ろうと思います。色々な科の領域の論文でも良いし、古い歴史的な原著論文を読むのも楽しいと思います。後輩たちには「Play Boy以外だったら何でも良いよ」と伝えてあります。みんなどんな論文を読んでくるか楽しみです。面白い論文があったら、ここで紹介出来ると良いなと思います。
また、外来、病棟では、診断や治療に頭を悩ませつつ、久しぶりに臨床にどっぷり浸かるのを楽しんでいます。
ただ問題なこともあります。それは、私の IDカードがまだ出来ないこと。医局秘書さんに聞くと、申請はしているらしいのですが、あまりに遅すぎます。私に IDカードを渡すことを危惧する上層部の意向があるのではないかと心配してしまいます。まず実際問題困るのは、IDカードがないと移動できない空間が多いことです。夜間一旦外に出てしまうと入れないし、日中でもスタッフ専用ルームへの出入りができません。病院職員が IDカードをかざして通るのを待って、ささっと一緒に入っているのですが、防犯カメラに映る姿があまりに不自然です。病院で何か事件があったら、真っ先に疑われるのは私です。また、IDカードがないと図書館に入れないので、調べ物ができません。大学事務員にとっては些細な問題ですが、私にとっては結構大きな問題なので、是非ご配慮頂きたいところです。