ゴールデンウィーク

By , 2012年5月7日 8:55 AM

ゴールデンウィークは、長々と休みを取らせて頂き、非常に充実した日を過ごすことが出来ました。

 

4月30日 (月)

妹の夫 methyl先生とボーイング 787で岡山空港~私の実家へ。手巻き寿司をして、methyl先生が送ってくれた地酒を堪能しました。食卓を飾った酒は、愛宕の松メモリアル、日高見純米大吟醸、写楽 (備前雄町)、飛露喜特製純吟、伯楽星、弥右衛門酒星眼回・・・。贅沢でした。

5月1日 (火)

妹、methyl先生と 3人で大山乗馬センターに行き、妹夫婦がトレッキング、私は駈歩の練習をしました。それから境港で食事、蟹を購入しました。時間が余ったので、島根原子力館へ。1年ぶりでした。夜は鍋をつつきながら、日本酒の続きを飲みました。

5月2日 (水)

小学生時代からの親友、馬券オヤジ氏と四国旅行に出かけました。瀬戸大橋を渡って、うどん県でうどんを食べようとしたのですが、目的のうどん屋に渋滞が出来ていたので、郊外へしばらく走り、手打ちうどん渡辺に行きました。コシがあって美味しかったです。

そこから高速道路に乗って、みかん県坊ちゃん市へ。道後温泉につかり、隣にある道後麦酒館で地ビール全種類制覇しました。つまみの多くは四国の素材でした。温泉→ビールは鉄板ですね。このコースは楽しかったので、また来ようと思います。

5月3日 (木)

みかん県からうどん県を経由し、かつお県に行きました。かつお県のはりまや市では、とさ市場でかつおを楽しみました。そこから桂浜に行った後、噂の高知医療センターを経由して、一般道で北に向かいました。途中の大歩危 (おおぼけ) で乗った観光船は、船頭の解説が詳しく、なかなか楽しいものでした。

5月4日 (金)

帰京。ボーイング 787の予定が、機体トラブルでボーイング 737になったのは、残念でした。夜は将棋 Barへ。

5月5日 (土)

秋田で乗馬をしてから当直へ。乗馬は鞍を付けたり、蹄鉄の裏を掃除するところから始め、駈歩を楽しみました。終了後は林檎をあげると、凄い喜んでいました。馬とのコミュニケーションがとれるようになると、乗馬の楽しみが倍増します。

 

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帰省

By , 2012年4月30日 12:06 PM

これから帰省します。GWの予定は下記の通りです。

4月30日 帰省

5月1日 大山乗馬センターで乗馬、境港で海の幸を購入、夜はそれらで地酒を堪能

5月2日 親友♂と四国旅行。うどん県でうどんを食べて、松山泊

5月3日 高知までドライブ

5月4日 帰京

5月5日 秋田で当直

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発熱

By , 2012年4月27日 12:03 PM

4月24, 25日とやや食欲がなくて、26日外来に向かうときに凄まじい倦怠感に襲われました。病院について体温を測ると、 37.5℃くらいありましたが、マスクをして外来、訪問診療をして帰宅しました。帰宅後、体温が 38℃台まで上がってきて、本日、4月27日はラボをお休みすることにしました。

4月21日に B型インフルエンザ患者さんの診療をしていたのでそのせいか、或いは電車の中で貰っちゃいましたかね。

抗インフルエンザ薬は飲まず、解熱鎮痛剤のみで、自然に治るのを待っています。ゴールデンウィークなので、出来るだけ早く治して遊びに行きたいところです。

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XNA

By , 2012年4月26日 7:37 AM

DNAや RNAの話だけでお腹いっぱいなのに、XNAっていうのが出てきたらしいですね。

DNAでも RNAでもない新たな遺伝物質 XNAについて

DNAや RNAの五炭糖 (デオキシリボースや リボースの部分) を人工物質に置き換えたのが XNAで、塩基部分を人工物質に置き換えたのが 人工 DNAなのだそうです。DNAからXNAを、或いは XNAから DNAを合成出来る酵素があり、DNA-XNA二重鎖も可能らしい・・・というのはなにやら恐ろしい気もします。研究が進めば話題に取り上げられることが多くなるネタかもしれませんね。

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脳の歴史

By , 2012年4月25日 8:24 AM

Neurology という blogで紹介されていた「脳の歴史」を読み終えました。

脳の歴史 ―脳はどのように視覚化されてきたか―

古典的な研究、最先端の技法が豊富な写真で紹介されており、眺めて楽しい本でした。解説の文章もコンパクトで非常に読みやすかったです。脳研究の基礎知識がなくても読むことの出来るお勧めの本です。

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NHK杯

By , 2012年4月24日 6:52 AM

前期の NHK杯は羽生二冠の優勝で幕を下ろしました。

決勝戦の模様はラジオ放送もされ、その様子がネットにアップされています。ネットでは将棋盤を動かしながら観戦できるので便利です。ラジオ放送の解説陣は、米長会長、谷川九段、そしてハッシーと豪華です。すばらしい名局だったので、将棋ファンの方は是非見られることをオススメします。

ラジオ NHK杯将棋トーナメント

 

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Player preferences among new and old violins.

By , 2012年4月19日 10:01 PM

少し古いニュースになってしまいましたが・・・。

バイオリン名器の音色、現代モノと大差なし?ストラディバリウスなどより現代のバイオリンが高評価

何億円もすることで有名なバイオリンの名器「ストラディバリウス」や「ガルネリ」は、現代のバイオリンと大差ないとする意外な実験結果を仏パリ大学の研究者らが3日、米科学アカデミー紀要で発表した。

研究チームは、2010年、米インディアナ州で開かれた国際コンテストに集まった21人のバイオリニストに協力してもらい、楽器がよく見えないよう眼鏡をかけたうえで、18世紀に作られたストラディバリウスや、現代の最高級バイオリンなど計6丁を演奏してもらった。どれが一番いい音か尋ねたところ、安い現代のバイオリンの方が評価が高く、ストラディバリウスなどはむしろ評価が低かった。

研究チームは「今後は、演奏者が楽器をどう評価しているかの研究に集中した方が得策」と、名器の歴史や値段が影響している可能性を指摘している。

論文の abstractを提示します。

Player preferences among new and old violins.

Most violinists believe that instruments by Stradivari and Guarneri “del Gesu” are tonally superior to other violins—and to new violins in particular. Many mechanical and acoustical factors have been proposed to account for this superiority; however, the fundamental premise of tonal superiority has not yet been properly investigated. Player’s judgments about a Stradivari’s sound may be biased by the violin’s extraordinary monetary value and historical importance, but no studies designed to preclude such biasing factors have yet been published. We asked 21 experienced violinists to compare violins by Stradivari and Guarneri del Gesu with high-quality new instruments. The resulting preferences were based on the violinists’ individual experiences of playing the instruments under double-blind conditions in a room with relatively dry acoustics. We found that (i) the most-preferred violin was new; (ii) the least-preferred was by Stradivari; (iii) there was scant correlation between an instrument’s age and monetary value and its perceived quality; and (iv) most players seemed unable to tell whether their most-preferred instrument was new or old. These results present a striking challenge to conventional wisdom. Differences in taste among individual players, along with differences in playing qualities among individual instruments, appear more important than any general differences between new and old violins. Rather than searching for the “secret” of Stradivari, future research might best focused on how violinists evaluate instruments, on which specific playing qualities are most important to them, and on how these qualities relate to measurable attributes of the instruments, whether old or new.

この研究は、大きな波紋を呼びました。俗に「オールド」と呼ばれる楽器に、客観的な評価が行われるのは素晴らしいことだと思います。しかし、場末のヴァイオリン弾きから言わせて貰えば、この研究にはいくつかの疑問点が存在します。論文の内容を紹介し、最後に感じたことを書きたいと思います。

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J.S. バッハ:カンタータ集

By , 2012年4月18日 8:11 AM

バッハ・コレギウム・ジャパンが演奏する「J.S. バッハ:カンタータ集」を購入して聴きました。

バッハ・コレギウム・ジャパン:震災義援プロジェクト作品 – J.S. バッハ:カンタータ集 (BACH FOR JAPAN / Bach Collegium Japan, Masaaki Suzuki) [日本語帯・解説付輸入盤] [CD]

聴いてみた感想は、良く言えば「落ち着いた演奏」、悪く言えば「ドキドキ感があまりない」といったものですが、この辺は好みでしょうね。カンタータなのでこう演奏されるべきものかもしれません。

この CDは震災義援プロジェクト作品で、印税収入が義援金として寄付されます。音楽を聴いて寄付まで出来る、一石二鳥の CDです (^^)

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漢方薬

By , 2012年4月16日 11:43 PM

先日、救急当直中にてんかん発作の患者さんが搬送されてきました。検査をすると、代謝性アルカローシス+低カリウム血症が見つかりました (てんかん発作との因果関係は不明です)。内服薬を確認すると、「甘麦大棗湯エキス顆粒」を飲んでいました。甘麦大棗湯は甘草を 5 g含有しており、漢方薬による偽性アルドステロン症が疑われました。90歳代の患者さんにこの処方は、少し強すぎたのではないかと思います。

個人的には、このほかに他院で処方されていた抑肝散で偽性アルドステロン症の経験があります。抑肝散は認知症の周辺症状に効果があるとされ、治療によく使われています。甘草は 1.5g含有で、比較的偽性アルドステロン症を起こしにくい薬剤ですが、2011年の論文をみると、ここ 10年に 8例くらい論文で報告されているようです。

このように、漢方薬も重篤な副作用を起こすことがあり、正しい知識を持って使わないといけません。そんなことを話していたら、漢方薬に詳しい医師から役立つサイトを教えて頂いたので紹介しておきます。

e-Kampo.com

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論文作成穴埋めシート

By , 2012年4月11日 8:30 AM

論文に何を書くべきか→これだけは埋めろ→論文作成穴埋めシート」というブログ記事を見つけました。

確かにこれはわかりやすいです。論文に求められることが一目瞭然だと思いました。

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