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アンドロイド携帯にこんな怖いアプリが登場し、世間を賑わせています。
彼氏の位置・電池残量・通話記録がわかる恋愛支援アプリ「カレログ」登場
ま、私には縁のない話なのですが、対抗するアプリが出ている話を聞いてワロタ。
“鬼畜”アプリ「カレログ」に対抗するためにGPSの位置情報を偽装せよ!
しかし、カレログはインストールしたアプリもわかっちゃうので、カレログに対抗するためにこのアプリをインストールしたこともばれてしまうような気が・・・。
アンドロイド携帯にこんな怖いアプリが登場し、世間を賑わせています。
彼氏の位置・電池残量・通話記録がわかる恋愛支援アプリ「カレログ」登場
ま、私には縁のない話なのですが、対抗するアプリが出ている話を聞いてワロタ。
“鬼畜”アプリ「カレログ」に対抗するためにGPSの位置情報を偽装せよ!
しかし、カレログはインストールしたアプリもわかっちゃうので、カレログに対抗するためにこのアプリをインストールしたこともばれてしまうような気が・・・。
「石巻赤十字病院、気仙沼市立病院、東北大学病院が救った命 (久志本茂樹監修、アスペクト)」を読み終えました。ボランティアで本吉、渡波を訪れたときのことを思い出しながら、胸を熱くして読みました。各病院の震災直後の様子に一つずつ章を立ててあり、「崩壊した医療システムを、どうやって機能させたのか」を独立した章として扱っていました。
最終章、「”そのとき”を知らない人へ、”そのとき”を知る人からの言葉」には、地震直後を乗り切り震災後半年が近づく中、大切なことが記されていました。
復興とは遠い現実を、知ってほしい
こういう状況で、しかも存在すら忘れられたとなると、自暴自棄になりかねない。私がもっとも心配しているのは、これから自殺者が増えるのではないかということです。心のサポートは、精神科や心療内科の先生がしていますが、単純に精神を病んでいるのではないのです。仕事さえあれば彼らは立ち直れる。そのためには、まだまだ復興段階に入っていないこと、仕事がないということが、どれだけ被災者を苦しめているかということを伝えてほしい。そして、仕事を宮城県に持ってきてほしい。医師である私にはそこまではできない。ただこのままでは、本当に、せっかく助かった命なのに・・・
あとがきには、「私の街には、気仙沼市立病院の成田先生も、石巻赤十字病院の石井先生、小林先生、石橋先生も、また久志本先生もいません。でも、みなさんの経験を記録として残すことで、それを学んだ各地の医師が、先生たちと同じようになってくれるんですね」とあります。震災直後の現地を僕らは知らないし、医療現場でどのようなことが起きていたかも知りません。しかし、本書などでその時のことを知り、個々の医療従事者が起こりうることを想定しておくことで、次にこのような災害が起きたときに被害を最低限にくいとめることができるのではないかと思います。
2011年 1月頃、新潟脳研のサイトで中枢の病理が勉強できるとお伝えしました。
もう一つ、勉強になるサイトを見つけました。
中枢神経の病理を理解するために必要なことをわかりやすく書いてありますので、神経内科専門医試験を控えた方など、活用して頂ければと思います。
8月27日、J-CAN 2011「α-synucleinopathy: update」という研究会に行ってきました。10:00-18:30までみっちりでした。
個人的には、[11C]BF-227 PETや iPS細胞、バイオマーカーとしての脳脊髄液のα-synucleinの話が面白かったです。
一点気になったのは、多系統萎縮症 (MSA) の原因遺伝子の話。数週間前に北海道大学から、重要な論文が出ていたのですが、多くの研究者が「遺伝子さえわかれば・・・」と発言しており、その論文を知らない感じでした (誰も言及した研究者がいなかったので、質疑応答でこの論文について質問しようかと思ったのですが、大御所達のオーラに負けた私は小さくなって黙っていたのでした)。
読んだのが少し前なので若干忘れた部分もありますが、この論文の要旨は、
①一卵性双生児で、片方が発症して片方が発症していない兄弟の whole genomeを調べた。
②3カ所の Copy number lossを認めた。
③そのうちで、subtelomereにある 19p13.3に注目した。なぜなら、subtelomereは欠失や重複の起きやすい部位だからである。
④孤発性 MSA患者 (MSA-p11名, MSA-c 22名) で、19p13.3を調べたら、33名中10名で Copy number lossを認めた (MSA-p, MSA-cなど、表現形に統計学的な有意差はなかった)。正常コントロールでは異常を認めなかった。
⑤Copy number lossのあった部位には SHC2, HCN2, MADCAM1, FGF22といった遺伝子が含まれるが、その中でもモデルマウスで神経系の異常を引き起こすとされる SHC2が原因であると考えた。しかし、SHC2以外の遺伝子も神経系への関与が疑われている。
というものでした。今の時代、GWASとか盛んに行われていますが、Copy number variationは塩基配列の異常を伴わないので、盲点になりやすいのですね。
MSAの発症メカニズムは良くわかっていませんが、この論文が示したように遺伝子異常が明らかとなり、候補となる蛋白質がわかれば、研究がずっとしやすくなります。
MSAでは病理学的に oligodendrogliaに異常が見られることが有名ですが、SHC2が oligodendrogliaでどのような役割をしているかとか、oligodendrogliaの蛋白とどのような相互作用をするかとか、或いは MSAで出現する glial cytoplasmic inclusion (GCI) の主要構成蛋白である α-synucleinとどう関係しているかと考えると、ワクワクしてきます。
Twitter及び Facebookで話題になっていた天皇の論文。
何と、著者名は名字なしの “Akihito”で、所属機関及び住所は “The Imperial Residence, 1-1 Chiyoda, Chiyoda-ku, Tokyo 100-0001, Japan”となっています。
Geneなんて一流雑誌に 1st authorで凄いと思っていたら、更にScience誌に single authorで論文を書いていました。
Early cultivators of science in Japan.
天皇は、これまで少なくとも一流誌を含む 6本の論文を世に送り出しており、驚きを隠せないみぐのすけなのでした (友人に話すと、「ゴーストライターじゃねーの?」なんて言ってましたけど)。
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