研修医感染

By , 2009年7月3日 7:10 AM

 <新型インフル>研修医が感染 さいたま市立病院

6月22日23時50分配信 毎日新聞

さいたま市立病院(同市緑区)は22日、臨床研修医の女性(24)が新型インフルエンザに感染したと発表した。海外渡航歴はなく、既に判明している感染者との接触もなかったが、18日夕~19日朝、救急外来の当直を担当した際、簡易検査でA型陽性が出た女性患者を診察していた。村山晃院長は「診察時に感染した可能性がある」と話している。埼玉県内の感染者は17人目。

研修医は20日からのどが痛み始め、21日午後に39度の発熱があった。22日夜に遺伝子検査で感染が確認され、入院した。研修医は20、21日に計3回、担当する内科の入院患者計6人を回診している。病院は、研修医と接触したとみられる職員と患者計24人に予防的にタミフルを投与した。A型陽性だった女性患者も追跡調査している。

勤務医は病棟担当医でありつつ外来や当直をしているので、インフルエンザに罹患してしまうと病棟中に広めるリスクがあります。かといって、日常診療をしないわけにはいかないですし、難しいですね。

この冬には新型インフルエンザ流行がほぼ確実視されています。医療従事者の感染や、感染した患者家族の面会を考えると、院内感染を防ぐのは甚だ困難な気がします。潜伏期間があるので、初期には隔離できないですからね。

その時にどんな論調で報道されるかに、興味があります。

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