Metropolitan neuroscience club

By , 2007年4月13日 12:40 AM

4月10日に、第 3回 Metropolitan neuroscience clubに参加しました。講演は「臨床実地における針筋電図の有用性」でした。針筋電図の評価は、医師国家試験には「神経原性=高振幅で低頻度、筋原性=低振幅で高頻度」と出題されますが、これは最近では誤りとされています。誤診の元となる大いなる誤解が国家試験的常識となっているのもおかしな話ですが、針筋電図では「recruitment」などを正しく評価していく必要があります。

講演されたのは、園生雅弘先生で、電気生理学では世界的に有名な研究者です。普段抄読会を一緒にしている電気生理専門の I先生が、公演後のレセプションで、園生先生を紹介してくれたので挨拶しました。また、園生先生のお弟子さん達も紹介してくれました。おかげで園生先生主催のメーリングリストにも加入させて頂けるようです。

園生先生に、「Fasciculationはどこ由来か?」と質問したところ、Rothらの論文のことに言及されていて、興味深かったです。また、ALS患者に対するテンシロンテストについても質問してみると、「僕もやってみようと思ったことあるよ」とのことでした。

会が終わった後、I先生と朝まで飲みに行きました(そればっかりですが)。

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