「未納が増えると年金が破綻する」って誰が言った?

By , 2009年4月3日 6:47 AM

今回紹介する本は、「『未納が増えると年金が破綻する』って誰が言った?~世界一わかりやすい経済の本~(細野真宏著、扶桑社新書)」です。細野さんは、私が大学受験の時にお世話になった数学の参考書を書いており、お世話になりました。彼は社会保障国民会議のメンバーに選ばれているそうです。

公的年金には、大きく分けると国民年金(国民全員が入る土台となる年金)、厚生年金(サラリーマンが入る年金)、共済年金(公務員が入る年金)があります。厚生年金は給料天引きなので、未納が問題となるのは国民年金です。厚生年金は、企業が保険料を半分払っています。

年金は仕送り方式で、納めている世代が積み立てている訳ではなく、納めている世代が払っている分は、高齢者の年金の受け取りに使われます。

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