疎開

By , 2009年4月14日 7:15 AM

 「疎開」13%、「欠勤」25%…新型インフル流行時

4月13日14時42分配信 読売新聞

新型インフルエンザが流行する可能性が高い場合、首都圏5都県から都心に通勤する会社員の13%が、感染を避けるため、一時的に本人や家族の疎開を検討していることが、国土交通省の住民調査で分かった。

25%は欠勤も検討しており、同省は流行時の都心の昼間人口は最大3分の1にまで減少すると試算している。

調査は、同省国土交通政策研究所が流行時の鉄道の輸送力を検討するうえで、山手線内に通勤する東京、埼玉、千葉、神奈川、茨城の5都県の在住者にインターネット上でアンケートし、有効回答2000人の結果を分析した。

調査結果によると、「大流行が起きる可能性が高いと報じられた時点で、家族を一時的に移動・転居させるか」との設問に対して、13%が移動・転居させると回答。その対象として本人以外に配偶者のほか、子供、孫を挙げる割合が多かった。

流行時の出勤についての設問には、25%が「出勤しない」と回答。うち17%は「会社のルールは決まっていないが自主的に出勤しない」と答え、7%は「勤務先のルールで欠勤が決まっている」とした。

同研究所の試算によると、鉄道が流行時の対策として、感染しないように1~2メートルの間隔を空けて乗客に乗ってもらうと、ラッシュ時は通常の1~3割程度にまで輸送力が落ち、鉄道会社職員が感染で欠勤すると、さらに輸送力が半減する。今回の住民の疎開意向も踏まえると、山手線内の昼間人口は現在の601万人から最低207万人にまで減るという。

最終更新:4月13日14時42分

電車で疎開する人の中に感染者がいれば、1~2メートルの間隔を空けたとしても、車内に感染者が続出するでしょうね。それに、感染して疎開したら、疎開先にウイルスを広めることにもなりかねません。難しい問題ですね。パニックになった人たちの行動を止める術はないでしょうが。

でも、我々には流行時出勤しないって選択肢はないんだろうなぁ・・・。

Post to Twitter


Panorama Theme by Themocracy